1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■6342 / inTopicNo.1)  自分を客観的に見ること
  
□投稿者/ こくーん -(2007/12/02(Sun) 01:01:33)
    こんばんは。
    久しぶりにこちらに書き込ませていただきます。

    私のことを心配して下さっている方とお話をしていて、

    『もっと自分を客観的に見てごらん。君には君の良いところがあるのだから』

    と言われました。そして、

    『紙に自分の長所と短所をそれぞれ書き出して、ごらん』

    とアドバイスされました。


    紙に長所と短所を書き出す…なんて、ちょっとしたプロフィールなんかで書いたり
    しそうなものですが、それが、とても怖いのです。
    実際に紙とペンを持ったら、

    全部、嫌い。

    …って書きそうです。
    自分の中に『良いところ』を見出そうとする、自分自身自体が嫌い。
    なんて、おこがましい。自分の中に人より優れているところがあるとか、考える
    ことが、醜い。
    そんな風に感じてしまって、混乱します。

    自分を客観的に見る…ってどうしたらいいのでしょう。
    『優越感を感じようとする自分に感じる嫌悪感や劣等感』から切り離して、自分の
    良いところって、見つけることができるのでしょうか。

    何か思われることがありましたら、書き込んでいただけるとうれしいです。


    ここ2、3週間ほど、風邪をひいています(もう、治りかけです)。
    皆さんもお気をつけ下さい。
引用返信 削除キー/
■6348 / inTopicNo.2)  Re[1]: 自分を客観的に見ること
□投稿者/ K太郎 -(2007/12/04(Tue) 18:37:13)
    こくーんさん
    とっても久しぶりにここに来てみました。

    こくーんさんの記事を読んで僕はある日のカウンセリングを思い出しました。
    良いところということではなかったのですが
    僕自身の性格、能力、実績などについて、カウンセラーの先生がポジティブなフィードバックをしてくれたことがありましたが、
    僕は、でも自分は駄目だ、自分で自分のことを褒めることなんてできませんと応えたんです。
    そうしたら先生は、「自分を褒めろなんて言ってないよ。ただ事実を認めなさいって言ってるんだよ。」と言いました。
    グズグズ返事を躊躇している僕に先生はかなり強い口調で再度
    「ただ事実は事実として認めろって言ってるの!」と言ってくれました。
    その後で事実は事実かとあらためて考えながら帰りました。

    パソコンが使えるとか
    自分の思いを文章につづれるとか
    他人のことを思いやろうとする気持ちを持っているとか
    自分でご飯が作れるとか
    こんな音楽が好きだとか
    長所でもなく短所でもなく
    他人との比較でもなく
    事実を事実として単に並べていくと
    自分は自分でいろいろ能力を培ったり
    消極的なようでも自分なりに好きなものに向かったりして生きてきたのだなあと
    自分の存在を認めることができるような感じがしました。

    その時、「自分は自分のままでいいのです」と抽象的に考えることも大切だけど
    自分の要素を具体的に並べて見つめることも大切なことだと思いました。

    一方で、他人から褒められたりすることの居心地の悪さ、
    どこかでうれしいのに逃げ出したくなる気持ち。
    相手を騙して自分を見せているような罪悪感。
    きっと僕のことを勘違いして見ているに違いなく、本当の自分はもっと醜い存在で、それを知られたらきっとがっかりさせるという恐怖感。
    そんな気持ちによく襲われます。
    それなのに、だれかに褒められたい認められたいという気持ちもすごく強くもっているんです。

    話がごちゃごちゃになってすいません。
    風邪ももう治っていることでしょうが、
    寒くなる時ですので、お体大切にお過ごしください。

引用返信 削除キー/
■6349 / inTopicNo.3)  Re[2]: 自分を客観的に見ること
□投稿者/ フー -(2007/12/05(Wed) 02:49:23)
    こくーんさんこんにちわ。

    客観的に見るというのはK太郎さんのおっしゃる事実は事実として認めるというのと同じだと思いました。

    みんな欠点とか長所とかを持っていて、それを人からよく思われようが、悪く思われようが、自分がそれをどう感じようが、事実は事実として変わらない。
    「それはしょうがない。なるようになるしかない」と思ったとき自分の場合、気持ちが楽になりました。

    人から見える自分の姿あるいは自分から見える自分の姿をコントロールしようとしている(過大に評価したり過小に評価したり)ところにいろんな苦しみがあるような気がします。


引用返信 削除キー/
■6350 / inTopicNo.4)  Re[1]: 自分を客観的に見ること
□投稿者/ あけび -(2007/12/05(Wed) 15:12:26)
    こくーんさん、はじめまして


     ペンを持ったら

    > 全部、嫌い。

    と書きそうだとおっしゃっていましたが

    > 自分の中に『良いところ』を見出そうとする、自分自身自体が嫌い。
    > なんて、おこがましい。自分の中に人より優れているところがあるとか、考える
    > ことが、醜い。

    という感じ方・考え方からは、人間とはいかにあるべきかという問題に対する強い美意識と、それを自らに課していこうとする意志を感じます。美意識が強いということは生き方のスタイルがあるということですし、かくありたいという意志があるということは、自分の行動を律したいという気持ちがあるということではないでしょうか。どちらも長所のうちに数えてよいことだと思います。

     ですから、こくーんさんの場合は短所を具体的に一つ一つ書いていけば、それが自然と長所になってしまうのではないかなと思いました。
     ただ、お一人では難しいということであれば、信頼できる方と二人一組で作業されてはいかがでしょうか。時間はかかるかもしれませんが、こくーんさんがご自分について思うことを書いていって、もう一人の方が、それを長所に読み替えていけばいいのだと思います(というか、自然に長所に見えると思います)。

     優越感を感じようとするのは人間の自然な感情ですし、それに嫌悪感や劣等感を感じるというのは、こくーんさんのスタイルだと思います。切り離すことができなくても、それらの感情がただあるということを認めたうえで作業に入れば、きっと良いところが見つかるのではないでしょうか。
     ご健闘をお祈りします。
引用返信 削除キー/
■6352 / inTopicNo.5)  Re[1]: 自分を客観的に見ること
□投稿者/ 柊。 -(2007/12/07(Fri) 22:17:15)
    お久しぶりです。

    誰かに「こくーんさんの〜なところっていいよね」みたいな
    感じのことをいわれたことがありませんか?
    思い返せば”そういえば、〜なところは人からよく褒められる”って
    ところはありませんか?

    人より優れてることがある。って考えられることが私にしたら
    うらやましいなぁ〜って思います。
    それに、そんな風に考えることはちっとも悪いことではないと
    思いますよ。
引用返信 削除キー/
■6353 / inTopicNo.6)  Re[1]: 自分を客観的に見ること
□投稿者/ はなぽん -(2007/12/13(Thu) 22:22:33)
    良い、悪い、とか、優れている、劣っている、とか、評価する必要もないんじゃないでしょうか。

    長所と短所は、紙の表裏だと思うんです。

    はなぽんは、「負けず嫌い」と、悪いことのように親にののしられていましたが、スポーツとか状況を変えればよくもあるわけですよね。

    「消極的」は、「慎重」とか、言葉を変えてみるだけで印象が変わりますし。

    結局のところ、私達が手に入れたいものは「ありのままの自分自身」であって、それは、良くも悪くもないものであるはずなのです。

    こくーんさんはご自分を見るときに、悪く見える色眼鏡を通して見ているのではないかと、その方は言おうとされたのではないかと、勝手に推察しております。

    はなぽんも、ほめられると、相手がいやな気持ちになるほどに、必死に否定してしまう、そういうところがあるのです。それが、はなぽんなのです。

    自分はそういう人間だと、思い切って認めてしまいませんか?
    そうしたら、そこに、精神的な足場ができて、次の階段を上れるように思うのです。

引用返信 削除キー/
■6354 / inTopicNo.7)  近況とおわび。
□投稿者/ こくーん -(2007/12/17(Mon) 13:43:18)
    こくーんです。

    多くの書き込みをいただき、ありがとうございます。
    共感と参考をたくさんいただきました。

    現在風邪をぶり返し、先週半分は寝たきり、やっと落ち着いてきたところです。
    あと、また、母に心を許しすぎ、どん!と突き放される…ということを繰り返して
    しまい(何回目でしょう…泣)、メンタル的にもまいってしまいました。
    …この件については、また聞いていただくかもしれません。

    もう少し、心身ともに落ち着きましたら、お返事をお返ししたいと思っています。

    まずは、感謝と、皆様のご健康を願って。
    年末年始は落ち着かないこともあるかもしれませんが、お大事にしてください。
引用返信 削除キー/



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