1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■6302 / inTopicNo.1)  NHKの番組
  
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2007/10/31(Wed) 23:45:44)
    2007/11/01(Thu) 21:51:43 編集(投稿者)

     NHKが、今週月曜日から4夜連続で、『こころをつなぐ』だったか、シリーズでやっているようだ。 教育テレビ、夜8時から。
     今夜、たまたまチャンネルを回したら、虐待の連鎖についてやっていた。
     怒りを抑えられなくて、子どもに暴力振るってしまうという、まだ若いお母さんが出演していた。 ビデオで、家庭での様子も映されていた。
     自分が愛されなくて、だのに、自分の子どもは幸せに育っていると思うと、嫉妬心が出てきて、抑えられなくなると、語っていた。

     私は、ここでも、何人かの人が自分の子どもへの虐待を語っていることが、もう一つわかっていなかったなあと、ここの箇所を聞いて思った。

     それほどまでに、自分が愛されなかったことというのは、大きなウエイトを占めるのだ!

     自身のネグレクトや被虐待は、人によりさまざまだけど、そのために得られなかったもの、失われたものは、共通しているものがあるのかもしれませんね。
     それは、大人になっても満たされていないんですね。 そして、大人になって、出てくるんですね!

     自分が得られなかったものを、一番自分に身近な子どもが持っていると、我慢ができなくなるのですね。
     幸せ感の喪失って、すごいものなんですね。

     番組に出ていた人は、セラピストとの出会いが、自分自身の問題に気づかせてくれたと、言っていた。 思うことを書き出すことをやったと、紹介されていた。 その中で、自分自身が愛されていなかったこと、幸せではなかったことに気づいていったと、いうことだった。 そうして、「過去のことは消せないけど、未来は、選んでいけるんですよ」と、セラピストから言われたことが、生きていこうと思わせてくれたということを語っていた。
     だから、今でも、怒りを感じることを消すことはできないけど、それをどう処理していくかは考えていくことができるんだと言い、夫や子どもたちとも協力体制を作ってやっていっていると、語っていた。 家族で話して、子どもたちに、「お母さんが怖いときは、逃げていいんだよ」というルールを作ったと言っていて、実際に、子どもたちが出て行く仕度をした話しを紹介していた。 リュックに着替えを詰めて、貯金箱の小銭を財布が破れそうになるぐらいつめて出て行こうとしたと。 実際は、そこで、お父さんが止めて、しかし、「そう、していいんだよ」と、お母さんも交えて話したようだ。
     距離を取ること、虐待しそうになったときには距離を取ることがだいじだとも、言っていた。 四六時中子どもたちと向き合っているのではなくて、自分ひとりの時間を作ることもだいじと、言っていた。 託児サービスのある講座とか、夫に子どもを頼んで、セラピーを受けに行くとか、いろんな方法を考えることも語っていた。・・・・・


     書いていて気づきましたが、これらのことは、子どもへの虐待だけではなく、他の場合にも共通するものがありますね。

     たいへん参考になった番組でした。・・・・・

引用返信 削除キー/
■6303 / inTopicNo.2)  Re[1]: NHKの番組
□投稿者/ けんと [MAIL] -(2007/11/02(Fri) 01:42:22)
    No6302に返信(SILVER7さんの記事)
    > 2007/11/01(Thu) 21:51:43 編集(投稿者)
    >
    >  NHKが、今週月曜日から4夜連続で、『こころをつなぐ』だったか、シリーズでやっているようだ。 教育テレビ、夜8時から。
    >  今夜、たまたまチャンネルを回したら、虐待の連鎖についてやっていた。
    >  怒りを抑えられなくて、子どもに暴力振るってしまうという、まだ若いお母さんが出演していた。 ビデオで、家庭での様子も映されていた。
    >  自分が愛されなくて、だのに、自分の子どもは幸せに育っていると思うと、嫉妬心が出てきて、抑えられなくなると、語っていた。
    >
    >  私は、ここでも、何人かの人が自分の子どもへの虐待を語っていることが、もう一つわかっていなかったなあと、ここの箇所を聞いて思った。
    >
    >  それほどまでに、自分が愛されなかったことというのは、大きなウエイトを占めるのだ!
    >
    >  自身のネグレクトや被虐待は、人によりさまざまだけど、そのために得られなかったもの、失われたものは、共通しているものがあるのかもしれませんね。
    >  それは、大人になっても満たされていないんですね。 そして、大人になって、出てくるんですね!
    >
    >  自分が得られなかったものを、一番自分に身近な子どもが持っていると、我慢ができなくなるのですね。
    >  幸せ感の喪失って、すごいものなんですね。
    >
    >  番組に出ていた人は、セラピストとの出会いが、自分自身の問題に気づかせてくれたと、言っていた。 思うことを書き出すことをやったと、紹介されていた。 その中で、自分自身が愛されていなかったこと、幸せではなかったことに気づいていったと、いうことだった。 そうして、「過去のことは消せないけど、未来は、選んでいけるんですよ」と、セラピストから言われたことが、生きていこうと思わせてくれたということを語っていた。
    >  だから、今でも、怒りを感じることを消すことはできないけど、それをどう処理していくかは考えていくことができるんだと言い、夫や子どもたちとも協力体制を作ってやっていっていると、語っていた。 家族で話して、子どもたちに、「お母さんが怖いときは、逃げていいんだよ」というルールを作ったと言っていて、実際に、子どもたちが出て行く仕度をした話しを紹介していた。 リュックに着替えを詰めて、貯金箱の小銭を財布が破れそうになるぐらいつめて出て行こうとしたと。 実際は、そこで、お父さんが止めて、しかし、「そう、していいんだよ」と、お母さんも交えて話したようだ。
    >  距離を取ること、虐待しそうになったときには距離を取ることがだいじだとも、言っていた。 四六時中子どもたちと向き合っているのではなくて、自分ひとりの時間を作ることもだいじと、言っていた。 託児サービスのある講座とか、夫に子どもを頼んで、セラピーを受けに行くとか、いろんな方法を考えることも語っていた。・・・・・
    >
    >
    >  書いていて気づきましたが、これらのことは、子どもへの虐待だけではなく、他の場合にも共通するものがありますね。
    >
    >  たいへん参考になった番組でした。・・・・・
    >
    SILVER7 さん、お帰りなさい。大変でしたね、入院。今回のスレは貴重な情報でした。マスコミがこんな感じで取り上げても、それを理解できるのはAC知識を持っている、そしてサバイブした、我々だけでしょうね・・・・

     傲慢かもしれないけど、回復経験が無い人にとってはそういう人もいるという感じに流されるんじゃないかなと感じるんです。自分の虐待された経験を、健常者さんに、話す機会を作っているんですが、受け止めて、そして自分もそうですという人とわからないという人と分かれます。でも、うれしいことに、前者さんが多いということは本当です。時代が精神障害者を受け入れている感じがしますね^^;

     自分は、ボランティアで、生活アドバイザーをしていますが、大体、カミングアウトから始めます。このサイトで本音を話して、受け入れられた経験が生きています。

     まだ、たくさんのトラウマがあって、その処理に頭を悩ます毎日です。困ったもんだ・・・・

     また、 SILVER7 さんの貴重な体験を聞けるとうれしいです^^;

     寒くなってきました。ご自愛ください。

     けんと
引用返信 削除キー/
■6304 / inTopicNo.3)  Re[1]: NHKの番組
□投稿者/ ('-'*)ネコムライス -(2007/11/02(Fri) 06:09:25)
    SILVER7さん。こんにちは。

    私もその番組観てました。
    昨日、おとといの回は観たんですが、今日の回を観逃してしまいました。
    今日は確か「虐待からの回復」がテーマだったと思うんですが、それも観られましたか?
    もし観られたなら内容を教えて頂けると助かります。

    虐待に立ち向かい、さらに回復していくのはすごく大変な事ですよね。
    私も自分がどうやったら回復出来るのかよくわからないし、毎回試行錯誤の連続なので、回復出来た方の経験をぜひ聞かせてもらいたいなと思っています。
引用返信 削除キー/
■6305 / inTopicNo.4)  Re[2]: NHKの番組
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2007/11/03(Sat) 01:11:10)
     ネコムライスさん、こちらへのレスを先に書きます。・・・
     ですが、実は、困っているのです。 番組の内容をということなのですが、どういうわけか、あまり覚えていないのです。
     最初にね、街を歩いている女の人の姿が、ぼかしがかかって映るんです。 両耳にイヤホーンかけていて、大きな音で音楽かけているんです。 ナレーション曰く「○○さんは、音楽をかけていないと、街を歩けない。子どもの泣き声が聞こえるとパニックになるからだ」。
     
     何のことやらと思っていたら、番組が終わってから、番組の中での話しをつなげてみてわかるんですけどね。

     この人、自分では覚えていないけど、2〜3歳の頃と言っていたように思うけど、自分の身に何かがあったんだと、言ううんです。 泣き叫ぶようなことがね。 だから、同じような声を聞くとパニックになるんだそうです。 でも、それが何か、知りたいと言っていました。 それが、たとえどんなに辛いことであっても、他の人の身の上ではない、自分に起こったことなのだから、と、言っていました。

     この人は、現在只今も、そのように大きな障害を持っているけど、現実に自分が体験してきたことは、その他いろいろ事実で、それを否定しないと、いうようなことも言っていましたね。 そして、できることをしていくということも、言っていたかな?
     なんか、この人とは別の、別の状況を経験した子どもの文章が紹介されたんですが、確か、いろんなことを聞いてくれた、そのままを聞いてくれたという経験を語った文章でしたが、・・・それを聞いて、どう思われますかと、アナウンサーだったか他の出演者だったかが聞いたんですね、その人に。
     その人は「うらやましいですね」と、答えていました。 自身も自分で自分の経験してきたことをそのまま認めてやってきているわけだけども、人から聞いてもらえる、わかってもらえるということが嬉しいことなんだと、素直に自分の気持ちを表現されていました。
     思い出したけど、この子どもは、2歳半ぐらいのときに、里親の下に行って、育てられている子どもでした。 被虐待児を引き取る資格を持った里親です。 日本にはわずかしかいないようです。 今回の番組のテーマでもあったようですが、被虐待児が、自力で生きていく力を付けていくと同時に、社会としても理解し、サポートしていくことが必要なんだということが、終わりの方で言われていましたが、・・・・この里親に育てられた子どもの例は、たいへん印象的でした。
     2歳半できたときには、手足が細くて、抱いたら、たいへん軽かったんだそうです。 体に触れられることを極度に恐れていたようで、無理やり抱いたときも体をのけぞらして、ギャーというような悲鳴を上げていたと言っていました。 里親さんがね。 こんな子は初めてだったので、ドクターに相談しながら育てていったようですが、何かで怒ったときには、自分の額を床にゴンゴン打ち付けたんだそうです、子どもが。 「すみません、すみません」と、言いながらね。 自分で自分を罰していたんだと言うんです。 ドクターは、よっぽど怒りつけられた経験があるんだろうと言っていたということでした。 そんな様子だったので、この里親さんは、よおっく話しを聞くように努めたとも言っていましたね。 この子は、最初のうち、しゃべらなかったと言っていましたね。 しゃべらないので、色鉛筆だったかカラーフェルトペンだったかのセットと紙もいっぱい、置いていたと、確か言っていましたね。
     そしたら、いつか描くようになっていったけど、最初は、黒い線をギザギザに描いた絵でした。 見せてくれました。 それが、保育園の年長組だったかな〜、母の日に渡してくれたのが、赤い色を使った、いつもよく着ているピンクの服を着た、そのお母さん、里親さんの絵だったんです。 メガネもかけてね、丸い顔が、よく似ているんですよ。 それは宝物だと、里親さんは言っていました。

     その子が書いた文章ではなくて、そんな様子のビデオを見て「どう思われました?」と、聞いたんだったかもしれません。・・・・

     長くなりましたが、断片的に、思い出すままに書きましたから、脈略不全ですが、なんとなく伝わるでしょうか?

     なんか、最後の話しは、書いていても、今、少し胸が詰まっていますね。・・・

     やっぱり、周りの、そういう人間て要るんですね♪


     私も、その点では同じです。 周りからの理解を受けた経験はごくわずかです。 そんな経験をしたら、私の中で溶け出すものがあるかもしれません・・・。
     そのことは、自分のことを、心さびしく感じることです・・・。 自分に正直に、そして、自分を肯定していくことも覚えてきているんですけどね・・・・♪

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引用返信 削除キー/
■6306 / inTopicNo.5)  Re[2]:けんとさん、もう少し待ってください
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2007/11/04(Sun) 00:18:37)
     けんとさん、もう少し待ってください。

     今日、もう、くたびれていて〜〜〜♪

     すみません♪
引用返信 削除キー/
■6309 / inTopicNo.6)  Re[2]: NHKの番組
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2007/11/05(Mon) 00:24:53)
    2007/11/05(Mon) 00:32:27 編集(投稿者)

     けんとさん、レスありがとう。
     健常者に話すようにしているんですね。

     うん、この番組も、しかし、正しく、紹介されていましたね。 私は、そう、思いました。 偏見でなくて、正しく認識されることが普及すると、いいですね。
     興味本位で、また、同情的な番組ではなくて、正しい姿を、知ってもらいたいですね。

     今月は、虐待を理解しょうという月間みたいですよ。 蔦吉さんが、オレンジ色の、それをアッピールするリボンを、最初のページに載せておられますね。

     私も、自分の姿を、隠すのではなくて、ありのままを、近所の人にも見てもらうようにして、かえって住みよくなりました。
     でも、心の中で偏見を持っておられる様子を感じる人もいるんですが、そういう人にこそ、ありのままを知ってもらうことがだいじだろうなと、思っています。

     人の認識はね、簡単には変わりませんからね。
     綱引きというか、積み重ねというか、取ったり取られたりしながら、1歩づつ、陣地を広げていくんではないでしょうか?
     それを勝ち取っていく主人公は、私たち、本人たちではないでしょうか? だって、周りの人は、本人ではないのだから、どうしても、手助けしかできないのではないでしょうか?
     だから、こうして欲しいという要望だって、私たちの方から言っていかなければならないのでしょうね。

     ゆっくりやっていきましょう。
引用返信 削除キー/
■6322 / inTopicNo.7)  Re[3]: NHKの番組
□投稿者/ ('-'*)ネコムライス -(2007/11/15(Thu) 15:11:01)
    SILVER7さんへ。返信が遅くなってしまって大変申し訳ありません。

    何だかとても辛い経験談ですね。
    特に里親さんの下で育ったお子さんの話しは切なく思いました。
    でも里親さんが一所懸命支えてくれた事で少しづつ変化出来たんですね。

    私も周りから理解された事はあんまりないんです。
    自分の生い立ちなどを話す機会があっても、「そんな家族はたくさんいる」とか
    「五体満足に生まれただけ良い方だ」とか「考え方が甘い」…などなど、
    逆にお説教されてしまう事もありました。

    そんな事を言われているとまるで自分が悪い気になってきますね。
    ますます自分に自信がなくなって…。悲しいです。

    里親さんの様に心から理解し、支えてくれるような人に出会ってみたいです。
引用返信 削除キー/



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