1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■593 / inTopicNo.1)  蔦吉さんへ
  
□投稿者/ 花売り -(2004/05/30(Sun) 10:32:43)
    2004/05/30(Sun) 10:36:44 編集(投稿者)


    回復の方法論(3)−1が難しいけど面白かったです。
    今の私なんかに批評なんてできないけど、特に責任についてのことが
    芹沢俊介氏と信田さよ子氏のイノセンス、免責論をさらに煮詰められていて、
    よくこんな濃い物が書けたなと感心して、その内容に少し励まされました。


引用返信 削除キー/
■596 / inTopicNo.2)  Re[1]: 蔦吉さんへ
□投稿者/ 波 -(2004/05/31(Mon) 09:48:49)
    No593に返信(花売りさんの記事)
    > 2004/05/30(Sun) 10:36:44 編集(投稿者)
    >
    >
    > 回復の方法論(3)−1が難しいけど面白かったです。

    蔦吉さん、これがアップされていることに気づきませんでした、ごめんなさい。
    繰り返し読ませていただきました、私ずっと「どちらか一方に責任がある」と
    考えていたんです。読ませていただいて「う〜ん」とうなり、考えを広げる事が
    できました。

    蔦吉さんはこれらを本にして出版されるご予定はありますか?このサイトに
    来る人だけでなく多くの人の参考にして欲しいと思っています。
引用返信 削除キー/
■597 / inTopicNo.3)  Re[2]: 蔦吉さんへ
□投稿者/ ヤン・ウーロン [MAIL] -(2004/06/01(Tue) 23:21:49)
    わたしも読ませていただきました。

    私はとうの昔に実親を捨てたものの、周囲からの圧力も含めて、気がつくと自分を呵んでる(さいなんでる)のでした。
    親を捨てたことで「親から逃げている」とどこかで引け目を感じていましたが、この文章を読んで大変すっきりしました。
    多くの方に読んでいただきたいものだと思います。
引用返信 削除キー/
■598 / inTopicNo.4)  Re[3]: 蔦吉さんへ
□投稿者/ ミルキー -(2004/06/02(Wed) 07:28:13)
    私もこのスレッドを見てから 読ませていただきました。

    びっくりするくらい 今まで誰かに言ってほしかった言葉がつまっていました。

    私は今まで 親に反発しつつ、母の思うとおりにやってきました。
    今 ようやく初めて自分で決めた進路を歩き始めようとしています。
    それと同時に これまで以上に私の母が怒り出すのも想像できます。

    でも今なら自信を持って 私の人生だ!って言えそうです^^
    私をバックアップしてくれる文章でした!
引用返信 削除キー/



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