1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■5961
/ inTopicNo.21)
斎藤学とのQ&A
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□投稿者/ SILVER7
[MAIL]
-(2007/05/18(Fri) 14:50:28)
HANA-KOさん、表記のタイトルのサイトがあります。
http://www.iff.co.jp/saito/
2005年9月からのアーカイブをたどっていかれると、参考になるかもしれません。
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■5962
/ inTopicNo.22)
Re[8]: ご迷惑でなければ
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□投稿者/ HANA-KO
-(2007/05/19(Sat) 01:39:46)
フーさん、こんばんは。
このスレを立ち上げてから、何冊か本を読みました。
(フーさんに紹介していただいた本もこれから読んでみます)
私のうつには原因が見当たらない...と思っていたのですが、
自分の感じること(何か食べたい、めんどくさい、など)すべてに、
そんなのはダメだ!と自分でいちいち否定していることに気付きました。
そして外(世間一般または他人)の基準を良しとして、そっちがふつう、自分はダメみたいに考えていたように思います。
そんなことずーっと続けてきたら、うつにもなるし、ストレスにも耐えられる訳ないですね。
クセは抜けないですけど、これに気付いただけでも収穫です。
> 西尾和美さんの本に書いてあったことですが、あなたがそのようになったのは(自分から殻に閉じこもった)、その家庭環境のなかで生き抜くためにとった適応の結果なのであって、そうすることで子供のあなたは一生懸命に生きてきた。‘自分の性格のせい‘なんかじゃなくてそうすることが必要だったのです。
ありがとうございます。涙が出そうになりました。
涙が出れば回復に向かって行くのでしょうね。
一見良い家庭に見えて...というパターンの場合、自分勝手な愛情の押し付け、過干渉...というのが多いのではという思い込みがあります。
私の家庭は、あまりきっちりとはしておらず、どちらかというと放任なかんじでした。
思春期のころはそれが他の家庭よりも良いと思ったりもしました。
でも今、私は、自分の感情がわからない、自己肯定感がとても低い、抑うつ状態であるという現実があります。
だからきっと、ACの回復プロセスが必要なのだろうと感じています。
> これっていうのは今はわからないのが当然なんです。だってそのなかでずっとくらしてきたんですから。自分も回復過程のなかでだんだん気が付いて行きました。いろんな謎だったことが、だんだん解けていきました。私の例もお話してみたいですが長くなってしまいますので、この辺にしておきます。
もしご迷惑でなければ、ご自分の家庭への思いがどのように変わっていったのか、お話しいただけますか?
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■5963
/ inTopicNo.23)
Re[10]: 読んでみます
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□投稿者/ HANA-KO
-(2007/05/19(Sat) 02:26:30)
SILVER7さん、
ありがとうございます。読んでみますね。
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■5967
/ inTopicNo.24)
Re[9]: ご迷惑でなければ
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□投稿者/ フー
[MAIL]
-(2007/05/20(Sun) 22:33:15)
HANA-KOさんこんばんわ。
>もしご迷惑でなければ、ご自分の家庭への思いがどのように変わっていったのか、お話しいただけますか?
私も回復途中です。いろいろ書いていると、自分でも新たな発見があったりして良いのです。
ACからの回復を目指しだしてからまず次のことを実践を始めました。
◎本音はダイレクトに心に届く。
どんなに稚拙な言葉でも本音で行動すると、みんなに伝わります。でも本音を隠しているとどんなに筋を通して論理的に説得しても、結局伝わらずうまくいかないのです。本音で行動する。それが「どうしたいか」で行動することでした。
昔から、自分がずっと気になっていたことがありました。
父は自分が中学のときになくなりましたが、私は父と会話をした記憶が無いのです。
ずっと一緒に住んでいたので、そんなはずは無いのですが、覚えているのは父が怒ったときに「何でそんなにばかなの!」といわれた記憶だけです。
あるとき気が付きました。あーそうか、りっぱな父親であろうとするあまり、父は本音を語っていなかったんだ。本音じゃないから覚えていないのか。怒ったときに思わず出た本音があの言葉だったのか。
結局、本音しか伝わらなかったんだ。子供には。。。。
で、今の自分は(今の自分は子供はおりませんが)結局同じことをしているんじゃないか。
人に不愉快な思いをさせたくないと本音を隠している。
父と同じだ。。。でも、父は自分に似ていく自分の子供をみて、思わず言ってしまったのがあの言葉。
僕はしょっちゅう「あーなんてぼくはだめなんだ。ばかなんだ。だらしない」と自分を非難している。それは父が自分にしたことを、結局自分にしつづけている。もし子供が自分に似てきたら、多分同じことをする。と強く感じました。
このときからです。とにかく本音で語ろう、ごまかしをなくそう。自分を非難するのはやめよう。
本音でもし軋轢が生じても、本音である限り解決の糸口はみつけられるけど、ウソはつきつづけるしかない。
それは自分の本音をさがす過程だったともいえます。自分が自分にだまされているからこれがむつかしい
しかし、自分が本音を言ったかどうか知る手段があります。それは、ごまかしがあると、後でうつを感じるのです。
◎良いことも悪いこともしかるべき理由がある。
うつや不安を感じるのにもちゃんと理由がある。心の底では自分がウソをついていることがわかっている。
本当は正直だからこそ、ウソをついた自分に対する抗議、それがうつなんだと。
自分が何か行動したあとで、その結果うつや不安を感じたら、どこかにウソがかくれているのです。
「あれ?自分はしたいようにしたはずなのに、うつを感じている。どこでごまかしをやったんだろう?」
そんな問いかけを何度もやりました。そして、よーく考えるとそれが見つかるのです。
次に大きな問題、小学校でいじめられても隠しとおし、成人してからもうつで自殺願望をもちつづけて苦しんでいるにも関わらず、家族の前では立派な社会人になったかのように振る舞いつづけてきたこと。このごまかしを清算しようと考えました。
母に話しました。
そのとき感じたこと、自分がうちの家族はここはおかしいんじゃないか。というと母はこういいます。「いいや、どこの家庭もそうよ。」「みんなそうだったよ」「あんたの考えすぎよ」
まず否定からはいります。くさいものにはふたを。不誠実さをかんじました。
僕のいっていることが正しいか間違っているかはさておき、おかしいと感じていること、それをまず受け入れてほしいのです。
僕はこうやって自分の感じていることを否定され、自分の感覚をないがしろにするようになったのか、と思いました。
◎おかしいと感じたならば、何かがおかしいのです。(西尾和美)
いままでごく普通と思っていた母も、そういう目でよく観察するといくつかの節目で「おかしい」ことがいろいろあるのです。
・祖母がなくなった時、親戚間との軋轢が噴出。「え?母ってもっと聡明な人だと思っていたのにこんなに自己中心的?」
・母に私の父のことを尋ねても、(たとえばなれそめとか)さっぱり父の人物像が見えてこない、語るのを避けているようにも思える。
・母と同居する弟が結婚した後、弟夫婦と険悪な関係に陥ったこと。(それまでほんとにやさしい母、弟と思っていたのが)
この過程で感じたことは、あんなに長く一緒に暮らした家族だったのに、ほんとに自分は家族の一面しか知らなかったんだということでした。
一時期母にわかってもらおう、変わってもらおうとがんばりましたが、なかなか難しいです。よく考えると、親も昔きちんと育てることができなかったのに、今やり直せといったって無理なんですよね。自分がカミングアウトすることはひとつの通り道をして必要だったとしても、もはや自分をきちんと育ててくれるのは自分しかないんですよね。自分が幸福になろうとしないかぎり、だれも幸福にはしてくれない。
ところが私は、何をしたら自分がうれしいのかわからないでいる。だからまずは辛いこと、やりたくないことをできる範囲でやめていきました。今は自分がどうあれば幸福なのか?それを探しています。
長文すいません。参考になるかわかりませんが、書いてみました。
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■5974
/ inTopicNo.25)
Re[10]: ご迷惑でなければ
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□投稿者/ HANA-KO
-(2007/05/22(Tue) 22:34:32)
フーさん、こんばんは。
書いてくださって、どうもありがとうございます。読ませていただきました。
ご家族の境遇は違っても、感じ方や言葉の端々に「あっおんなじだ」というところがあって、共感できるというか安心できるのです。
今、私も自分が感じていることが全くわかりません。一生懸命問いかけてみるのですが、どうしたいのか、どう感じてるのかわかりません。
これまではこうあるべき、こうすべき..みたいなもので動いてきたようです。(できてないんですけど)
少しずつ自分を育てて行きたいのですが、自分の片鱗さえまだ見つかりません。
そういえば、昔から自分はプラスの感情があまり無いな〜と(そのころはお気楽に)思っていました。いやだとかめんどくさいとかマイナスの感情はあるのですが...
またかなり大人になるまで、もしかしたら今でも「愛する」という言葉にしっくりくる感情が自分の中にはないな〜と思っていました。
ほんとにほんとに多分、貧弱な自分ですね。
フーさんは、回復されてきて、うつや抑制(動けないかんじ)は良くなりましたか?
今まで、ごまかしながらやってきましたが、どうもそうも行かなくなってきてますし、何よりもっと良い人生を送りたい!と切実に思います。
私も回復の道を歩き出したいと思っています。
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■5977
/ inTopicNo.26)
Re[11]: ご迷惑でなければ
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□投稿者/ フー
[MAIL]
-(2007/05/23(Wed) 00:39:02)
HANA-KOさんこんばんわ。
> フーさんは、回復されてきて、うつや抑制(動けないかんじ)は良くなりましたか?
これはもうものすごい改善です。以前はいつも断崖絶壁に滑り落ちる寸前でしがみついているような感覚でしたし、いつも「死にたい」と思っている状態でした。うつはまだありますが全然軽いし、「死にたい」というのは意識に上らなくなりました。やっと自分の感覚に耳を傾けれはじめたという感じです。
前回の補足になりますが、計らずも今回実家の母が訪ねて来、今日帰っていきました。改めて書込みの内容も考えたりしながらすごしました。母は買い物にいったり掃除やら食事やらなにかと世話を焼いてくれます。よく見られるほほえましい母と子の関係です。しかし、私の心の中は「ああうっとうしいなあ。はやく帰らないかなあ。」気が重いのです。昔から親孝行なことはほとんどする気がしません。昔は「なんて自分は親不孝なんだ。冷たい人間なんだ。」と自分を非難していました。今はこの感覚にもっと耳を傾けてみます。なぜ親孝行したくないのか。この感覚は「その手に乗りたくない」という感じです。母は、どうやったら息子が喜ぶかばかり考えています。私の反応で、意見や好みをころころ変えるのです。もし母が、自分の意思でここに行きたい、これを食べたい、といえばたぶん私は喜んでそれをすると思います。しかし母がしようとしているのは、息子が自分を愛するように私の心をコントロールすることなのです。これが「その手に乗りたくない」という感覚の正体だと思います。
これは全く自分がやってきたことと同じなんですね。いつもどうやったら周りに受け入れられるかを考えて行動している。
今の自分は、そのような自分のやり方が実は人に対して不誠実で無責任あるということは学習しました。
前回まで、どこか家族におかしいところがあるはずだ。という前提で私は書いていましたが、かならずしも適切では無いかもしれないと今回思い直しました。というのも、上記の行動自体が悪いというよりは、そこに自分はどうしたいという意思が無いことがもっとも問題だったのではないでしょうか。
子供は、親が何をしてくれたかより、親がどう生きていたかを見てそれを手本に育つのだと思います。
>今、私も自分が感じていることが全くわかりません。一生懸命問いかけてみるのですが、どうしたいのか、どう感じてるのかわかりません。
>これまではこうあるべき、こうすべき..みたいなもので動いてきたようです。(できてないんですけど)
HANA-KOさんの両親もおそらくは同じだったんだと思います。(ACの世代連鎖)でも大きな違いがあります。それは
> 私も回復の道を歩き出したいと思っています。
ACに気が付いて改善しようという意思をもったことです。回復には時間がかかると思いますが、少なくともその意思は絶対子供さんにつたわると思います。
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■5981
/ inTopicNo.27)
Re[12]: ご迷惑でなければ
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□投稿者/ HANA-KO
-(2007/05/25(Fri) 22:47:15)
フーさん、こんばんは。
教えていただいた東ちづるさんの本を読んでいます。
まだ途中ですけれど、確かに、考えさせられますね。
(AC関連の本は極端すぎるところもあって、ちょっと身近に感じられない部分もありました)
> HANA-KOさんの両親もおそらくは同じだったんだと思います。(ACの世代連鎖)でも大きな違いがあります。それは
>
>>私も回復の道を歩き出したいと思っています。
>
> ACに気が付いて改善しようという意思をもったことです。回復には時間がかかると思いますが、少なくともその意思は絶対子供さんにつたわると思います。
ありがとうございます。
フーさんをはじめ、ここに居る皆さんとともに、少しでも成長できるようにしたいです。
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