1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■5275 / inTopicNo.1)  不測の事態に対応出来ない
  
□投稿者/ rody -(2006/09/05(Tue) 18:38:05)
    こんにちは。
    少しずつ生活を改善しようと一時期はうまく行きかけたのですが、
    再び気力を失い始めています。
    頭の中がゴチャゴチャしているので、変な文章になっていたら申し訳ありません。

    日々、結婚式の準備をしているのですが、
    たぶん普通の状態の人でも結構くたびれるものだと思います。
    自分はそれに輪をかけて参りやすくなっていて、
    些細なことで自分に自信を無くしています。

    本当に小さなことで、スーパーに買い物に行って、○○がなかった、
    ○○を買い忘れた、あぁ駄目だ・・・という瞬間が多かったり、
    人間関係で自分の発言に極度に自信が持てなくて、
    出来ることなら何も喋りたくない、寝逃げしたい・・・と思うものの、
    それが出来る状況でもなく、やることだけが目の前に山積みです・・・。

    結婚式のプランナーさんが仕事の出来ない人で、
    こちらが予想もしないミスをたくさんされます。
    トラブルが多い→式当日失敗する→来てくれる皆に嫌な思いをさせる→嫌われる、
    と考えてしまいます。
    また、婚約者のお母さんとの距離がうまく取れなくて、
    変なことをしただろうか、言っただろうか、あぁ嫌われてしまうどうしよう、
    と気にしてそこから出られなかったり・・・。

    全部自分がちゃんとしていないから悪いんだ・・・と原因の切り分けが
    出来ていないのかもしれません。

    ちょっとした逆境に耐える力、乗り越える力が落ちている気がします。
    昔からあったのかというとそれもわからないですが・・・。

    どうしてこんなに嫌われるのが怖いんだろう。
    結局この疑問に立ち返ってしまいます。
    「居場所が無くなることが怖い」から、
    「嫌われたくない」、
    「そのためには嫌われないために他人に対して完璧じゃないと・・・」
    という思考回路なのかもしれません・・・。

    これを乗り越えるためにはどうしたら良いのか。
    ちょっと今の自分ではうまく頭を整理出来そうもありません・・・。
引用返信 削除キー/
■5277 / inTopicNo.2)  自分に自信が持てないこと
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2006/09/07(Thu) 00:33:04)
    No5275に返信(rodyさんの記事)
     こんばんは。 レスが遅くなりましたが、ちょうど、タイトルにしたようなテーマで書き込もうかなとも思っていたところでしたので、レスということで、感想を書かせてください。

     正直に書くと、結婚どころではないような様子ですね。
     でも、いまさらやめられないようですから、このレールの上は走って行って・・・、問題は、走り方かもしれませんね。

     「不測の事態に対処できない」、そうですね、普通の人は、事態が起こってしまってから、「はて、どうするか」と、考えて、それなりの対処をするんですね。
     ACは、そうではないんですね。
     起こることが、もう、予測を超えているんですね。 だから、あわてる。
     初めから、どっちか、何が起こるか、わかっていなければならないんですね。 どうして、そう思うかは後回しにして、とにかくそうなんですね。 そうでないと、適応できないんです!

     でも、現実は、そんなことは、ありもしない話しなんですね。
     それこそ、一寸先は闇なんです。 だって、起こっていないことだから。 誰も知らない、見たことも、聞いたこともない事態なんですよね、実際は。

     物忘れだって、してから気づくんですよね。 当たり前のことで、ほんとうは、何の不思議もないんです。


     私が思うに、ACは、「自分がない」、不思議な存在です。
     なりは(外形は)一人前の格好をしていますが、内実は、「人」が抜けているんですね。 
     だから、一 前で、ほんとうは、格好がつかないんですね。

     それを、いかにも格好がついているように振舞おうとするから、大ごとになるんです。

     そりゃあ、くたびれ果てて、当然です。

     今日は、新親王が誕生しましたが、私たちは、ほぼみんな、ほぼ同じように、生れ落ちたとき以来、おそらく、なんか居場所がなくて、周りとの距離を測りながら生きてきているわけで、一方で遊びもし、勉強もし、あるいは恋もし、また、若さの勢いもあったときもくぐり、社会人としても試練にも立ち向かうのですが、もう、その頃には、限界が来るんですね。

     だから、早い人は高校生ぐらいで気づきますが、いろんな条件もあって遅い人は、はるかに遅くなって気づくこともあるんですね。 自分が、「うまく立ち回れない人間」であることに。

     rodyさんは、今、あらためて、このことに直面しておられるんですね。


     本論です。
     「自分がない」のは、「自分の居場所がなかった」からですね。
     だから、「周りとの兼ね合い」ばっかし覚えて、肝腎要の「自分が何をするか、自分はどう思うか、自分が感じていることはこんな感じなんだ」という、「自分の発育」が行われていないんではないでしょうか?

     こういう人間が、何かのときに、「あなたのお考えは?」と聞かれたら、答えに窮するんですね。 あわてて、どこかから、答えを引っ張り出してこなければならない。
     仮に、うまく答えたとしても、まるで、「初めから答えがわかっていたような、優等生的な答え」を語っていることが多くありませんか?
     それは、自分の口がしゃべってるんだけど、自分としては「実感が感じられないことば」に、なっていませんか?

     こんな風にして、「すること、なすこと」が、「うそっぽく感じられる」ようになっていくんですね。

     もともと、私の言う「自分がない」のに、「自分の実際の言動」が、さらに自分への信頼を失わせるんですね。

     まるで、底なし沼にはまったようになってしまいます。

     完膚なきまでに「自信のない」人間になってしまって、ある意味、当然ですね。


     「自信」を作っていくためには、まず、「周りのなかの自分」ではなくて、「私が周りを見ている」と、いう視点を回復しなければなりませんね。
     そうして、そういう「自分」が、一つ一つ、感じること、思うこと、考えること、空気に触れることなど、五感も六感も全部含めて、一つ一つ確かめながら、「自分の陣地、テリトリー、領分」をこしらえていかなければなりません。

     生れ落ちて以来、確かに、「自分としての感覚」で、感じたり、考えたり、思ったりしたことはあったと、思うんですよ。 しかし、そういう感覚での「自分の形成」をしてきていないんだと、思うんです。
     だから、もういっぺん手探りで、「実感」を頼りにして、感じなおし、考え直し、思い直し、触れなおし、聞きなおし、見直して、「自分の感覚、思考、感触」などを再形成しなければならないと、思うんです。

     そうすると、「自分」が、手に触れられるように、感じられてくるのではないでしょうか?

     そうすると、次第に、人から「見解」を聞かれたときも、「自分のことば」として、何がしかのことが言えるようになるのではないでしょうか?
     「自信」の始まりだと、思います。 人に向かって言っているとき、「似せものではない。これは、確かに‘自分’が言っていることばだ」と、感じられたら、それは、確かなものとして、「自信」になると、私は思います。

     「自信」がついてくると、「不測の事態」が出てきても、あわてることは、なくなります。


     rodyさん、既存のレールの上を走りながらの「自己再構築」作業は、相当難儀なものでしょうね。
     最低限、社会通念上の「やらなければならないこと」を、できるだけ少なくされることを、勧めます。 どんな人間も、そんなに器用ではありませんが、ましてや、ACにおいておやです。

     それと、自分の「心情」を吐露できるところを、どうぞ、確保してください。

     婚約者のお母さんとの距離のとり方を測りかねておられるようですが、逆説的かもしれませんが、「自分の弱みを見せる」と、人は、案外、親身になってくれるものだし、仮に軽蔑されるとしても、自分のほうは、うんと楽になりますね。

     私も、近所の目に、「自分のありのまま」をさらすようにしてから、近所の人と、構えずに話せるようになったし、自分が普通にしている、自分の格好や振る舞いなどが近所の人の目に触れても、気にならなくなってきましたよ♪


     とにかく、自分にとって一番だいじなことは、「自分作り」だと思い定めて、他のことは従属的に考えていったらどうでしょう?
     と、いう風に、柱が立つと、落ち着いてくるかもしれませんよ♪

                                    (9/6〜7記)

引用返信 削除キー/
■5291 / inTopicNo.3)  Re[1]: 不測の事態に対応出来ない
□投稿者/ とら -(2006/09/15(Fri) 15:32:02)
    No5275に返信(rodyさんの記事)
    rodyさんへ

    はじめまして。結婚式の準備大変そうですね。お疲れ様です。今は、少し休む時期に入ったのではないでしょうか。ケアレスミスは体が疲れたよと言っているのでは。そんな気がします。小さなミスは気にしないでおきましょう。どうしても気になるなら、紙に書いてメモを作り、それから買い物に行かれてはどうですか。ミスが減るかも。
引用返信 削除キー/



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