1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■4955 / inTopicNo.1)  お母ちゃんへのきもち
  
□投稿者/ ぺん [MAIL] -(2006/04/05(Wed) 00:24:53)
    レスは何回か書かせていただいたことがあるのですが、自分が投稿するのは初めてでドキドキしています。

    私の母は統合失調症です。父もDVの激しい人で、病気で荒れ狂う母を全く未治療のまま放置し、帰宅しては母にキレて暴力を繰り返していました。私は物心つかない時から、父がいないときは、母に執着され虐待を繰り返され、父が帰宅すると、暴れ狂う父母を目の当たりにして脅える生活を18年間経験しました。
    高校卒業と同時に家を出て、社会に出て苦しい思いをいっぱいしたけど、信頼できる治療者に恵まれ、私を心配してくれる人々にも恵まれ、私を支えてくれる主人に恵まれ、病から回復し、自分の力で自分の人生を歩いて行けることを目指して日々がんばれるようになりました。私自身は、苦しいトンネルをなんとかくぐり抜けられた感があります。

    でも、母はそうできずに人生を終わる事になりそうです。娘として、それが辛いです。

    母の事だけを考えれば、私が傍についてあげて、治療を受けさせてあげる事がいいのかもしれない。本当はそれは父がしなければならないことなのだけれど、父は完全に放棄してしまっている。人格が壊れてしまった母よりもなお、父の方が抱える問題が根深いからだ。 でも、そうすると私は私の人生を犠牲にしなければならないことになる。

    自分一人で泳げない者が他の溺れている者を助けようとしても、共に溺れ死んでしまうだけだ、、、今は自分にそう言い聞かせて、自分が幸せになる事を第一に考えようとしています。でも、ぐっと目をつぶっていることが時々辛くなる事も事実です。

    この前、母にせがまれて二人で甲子園を見に行きました。母は途中まで機嫌良く過ごしていましたが、本当に久々の外出で疲れたのか、急に暴れだしてしまいました。私は罵詈雑言を浴びせられ物をぶつけられ、フラッシュバックを起こしてしまいました。母は私が急にしゃべらなくなったのでパニックになり、突然私を精神病院へ連れて行きました。逆に、そこで母を診てもらい、薬は無理だけど時々話を聞いてもらいにいくことになりました。

    そのあと、私が殴られて倒れてしまったので、主人は私が母に会うことを心配している様子です。
    「がんばれるなら通院がんばってもいいけど、無理しないで」と言ってくれました。

    不安も怖さもあるんだけど、今週も母と会う約束をしました。自分でも「私、大丈夫かな?」と心配です。あまりに複雑な自分の気持ちに、自分自身戸惑っているようです。

引用返信 削除キー/
■4957 / inTopicNo.2)  Re[1]: お母ちゃんへのきもち
□投稿者/ マフマルバフ改めモハメッド -(2006/04/06(Thu) 00:03:04)
    初めまして、べんさん。マフマルバフ改めモハメッドと申します。

    よきご主人にめぐり合うことが出来てよかったですね。

    私もあなたと同じような理由で家を出ました。

    お母さんのご病気は、やはり早めに病院に行って、入院(安心できる場所が必要です)治療が必要ではないかと思います。

    医者の問診、診たて、治療方針、投薬治療の詳しい説明、そしてお父さんのDVの問題もお母さんの回復には、ひじょうによくない環境であることなどお医者さんに相談されてはいかがでしょうか?

    お母さんの統合失調症はお医者さんに診断書を書いてもらって、障害年金の手続き等もされてはいかがでしょうか?

    統合失調症の人たちのお話を聞きに行ったりしたことはあるのですが、個人差がありますが、静かで落ち着いた生活がまず必要なようです。
    そうすれば人に暴力をふるったり、暴れたりと言うことはおさまるようです。

    投薬を必要としますが、普通に落ち着いた生活をしていけるようになりますよ。

    大変でしょうが、べんさん一人で抱え込まずに、相談できるヒトには相談して、べんさんがこれ以上ストレスをためないようにすることが大事です。

    焦らず、苦にせず、楽しいことも見つけて、ぼちぼち生きましょう。
    ネット上ではありますが、応援しています。
引用返信 削除キー/
■4958 / inTopicNo.3)  Re[2]: お母ちゃんへのきもち
□投稿者/ ぺん [MAIL] -(2006/04/06(Thu) 04:11:15)
    No4957に返信(マフマルバフ改めモハメッドさんの記事)
    モハメッドさん、温かいレスほんとうにありがとうございました。
    >
    > よきご主人にめぐり合うことが出来てよかったですね。
    そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。私は正直、生い立ちには恵まれなかったけど、生きていく道のりの中で、数々の本当にいい出会いに恵まれているように感じます。

    モハメッドさんがアドバイスしてくださった事柄は、全くその通りなのですが、我が家のケースでは、その継続的に受診をさせること自体がとても困難で、、、。
    色んなところに相談したり援助をもとめたりしましたが、現在同居し扶養している父が同意してくれないことには手の施しようがないと、結局立ち消えてしまうことの連続なのです。

    母にはかわいそうなことですが、今の私が自分の身を守りながらできることは、ほんのささやかなことしかありません。それが辛いです。

    自分ひとりで抱え込まないこと、あせらないこと、大切なことですね。
    どうしても私、「私がやらなくちゃ」って焦ってしまいがちなので、、、。

    少しほっとしました。モハメッドさん、ありがとうございました!
引用返信 削除キー/
■4959 / inTopicNo.4)  Re[3]: お母ちゃんへのきもち
□投稿者/ マフマルバフ改めモハメッド -(2006/04/06(Thu) 07:00:55)
    おはようございます。べんさん。

    やはり、問題はお父さんに帰結するようですね。

    こういう父親がいると問題がこじれ、手の施しようがないですね。もっともやっかいで、複雑化させるだけの存在でしかないことが辛いですね。

    それから、もし、病院に行けたとしても、事情を話して通院は他の患者さんと一緒に病院関係者の車で迎えに来てもらうことはできないでしょうか?

    それから、さらに重要な問題ですが、暴れる、騒ぐと言うことに関して医者は本人の承諾なしに、電気ショック療法を用いる医者がいるようです。

    その点についても聞いておく必要があると思います。

    回復とは逆効果のことをしてしまう医者は少なからずいます。

    私は統合失調症の人たちの体験などを聞きに行って、直接見聞きすることで、私の中の偏見はとれましたが、よく知らないと言うことが私の中に偏見をつくりあげていました。

    しかし、精神科医は、患者をただ診るだけで、なんのアドバイスもしない、できない医者はいます。
    実に非人間的な医者もいますので、その点についても、環境面でのアドバイスをお尋ねしておくことも必要かなと思います。

    それが出来る医者であればいいのですが・・・。

    お母さんが落ち着いて生活が出来るようになれば、ケースワーカーさん等に相談して、生活保護を受けて、アパートを借り、一人で生活するケースもあるようですよ。

    安全で静かな生活が必要ですから・・・・。

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