1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■456 / inTopicNo.1)  カウンセラーじゃない
  
□投稿者/ いつき -(2004/05/04(Tue) 17:26:13)
    2004/05/04(Tue) 17:27:51 編集(投稿者)

    最近になって、このサイトを拝見するようになったものです。

    ACと気づいたきっかけは、彼氏との同棲話がなくなってしまったことでした。
    私の退職を機に、同棲しようと今年に入って言われていました。
    私はそれが嬉しくて嬉しくて、待ち遠しかった。
    でも、さすがに家を出て、彼氏と暮らすとなれば、親には報告をしなければいけない。
    でもでも、彼氏がいることすら親には言っていない。
    ずっとそれがひっかかっていた。そして、最後までそれがいえなかった。
    最後には彼氏にそのことを責められた。
    私自身も、親に言うことと彼氏と一緒にいたいということ、天秤にかければ
    圧倒的に彼氏と一緒にいたいというほうに傾く。
    それなのに、言えなかった。

    私は、虐待されたとか厳しくしつけられたわけじゃない。
    でも、どこかよそよそしく、当たり障りのないように気をつけながら、
    この家族の中で生きてきた。
    言わなければいけないことも、言いにくくなってしまった。

    そんなこんなで、不安ばかりが募り、それを何とかして欲しい(出来ないとは
    わかっていても)と彼氏に依存する傾向が出てきた。
    (同時にパチンコ依存や過食の傾向も顕著になってきた)
    そして、とうとう彼氏には冷却期間を取ろうといわれた。
    彼氏を大事にできていないな、と自分で感じることが多々あり
    一緒に暮らすのに不安を感じていたので、そのときはそれに応じた。
    メールだけは一日一通しようね、と約束をして。
    電話は、感情的になるから冷却期間のときはやめとこう、とも。

    でも、ふと、不安が大きくなってそれをメールで彼氏に送ってしまった。
    彼氏はすぐに電話をくれて、「今から迎えに行こうか」と言ってくれた。
    嬉しかった。時間は午後10時を過ぎたころだった。
    (親になんていったらいいんだろう)
    とっさに頭の中に浮かんでしまった。
    そして、断ってしまった。

    その自分の行為をすごく後悔した。なんで親のことが真っ先に出てくるんだろう。
    後悔がどんどん広がっていって涙がぽろぽろ出てきた。
    謝罪のメールを送っている自分が情けなかった。
    2日経った今日も、悪いことをしたという気持ちと、自分は一体どうしたいんだ
    という気持ちが混じって不安な気持ちでいっぱいになってしまった。
    そして、救いを求めて彼氏に電話をしてしまった。
    優しい声だけど困っていた。
    切った後、まだ、彼氏に依存している自分に腹がたち涙がぽろぽろ出てきた。

    彼氏は私のカウンセラーじゃない。彼氏に依存したいわけじゃない。
    対等にお互いが思いやれるパートナーとして付き合っていきたい。
    そう、願っているのに、弱くなった心はその願いをジャマする。


    GWが始まる直前、GW明けには精神科にかかろう。
    と決意していた。でも、それまでの時間、平穏な気持ちでやり過ごす自信は、
    無い。
引用返信 削除キー/
■466 / inTopicNo.2)  Re[1]: カウンセラーじゃない
□投稿者/ サキ -(2004/05/05(Wed) 17:20:52)
    はじめまして。サキと言います。
    いつきさん、心の中での葛藤はつらいですよね。よくわかります。
    私自身は5年ほど前に同棲をしましたがやはり悩みました。
    どこか親を裏切るような後ろめたさで罪の意識にさいなまれました。
    見えない何か、大きな親の力に支配されているようでした。
    ですので、いつきさんの気持ちがわかるような気がします。

    虐待はなかったとはいえ、いつきさんがそこまで思い詰めているのに、
    親にお話が出来ずにいるのはいつきさんのせいではなく、
    話づらい関係を作ってきた親の責任ではありませんか。

    彼に分かってもらいたい、でも依存したいわけではない。
    これは今現在私が抱えている悩みと一緒です。
    私の場合もう随分と依存してきてしまいましたが、これからはいつきさんが
    書いていましたように、良いパートナーにないたい、自立したいと願っています。
    なかなか上手くいかず私も大変苦しいです。

    私自身ACと自覚して間もなく、まだつらいなかにいます。
    上手く伝えるのは難しいですね。
    ただ、似たような苦しみをもっている私のような人間がいることを伝えたかったのです。

    その後カウンセリングはお受けになられたのですか?
    又書いて下さい。


引用返信 削除キー/
■467 / inTopicNo.3)  Re[1]: カウンセラーじゃない
□投稿者/ はにゃ〜ん -(2004/05/05(Wed) 18:17:43)
    自分もACに気付くまで、ACと気付いてから回復に向かうまで、その長い時間の間には、
    歪んだ精神構造のためか、たくさん人を傷つけてきたし、自分でもどうする事も
    出来ませんでした。

    相手のコントロールに従ってしまい、中学生の時の友達を犠牲にしました。
    彼女と呼べる人が居ても、自分と向き合うのが怖くて途中で別れました。
    自分がACと気付かせてくれた人さえ、付き合い続けるのが怖くて、途中で
    連絡を打ち切りました。
    他にも色んな罪を重ねてきました。

    自分がACであるが故に、自分に無理をさせてきた結果、そこに引き込んだ人達を
    犠牲にしながら、自分はACの回復へと向かっていったんだと思います。

    自分もいつきさんと同じ、虐待をされたわけでも厳しくシツケをされていたわけでも
    ありませんが、擬人症や抑鬱を抱えたACになりました。
    人並の愛情を受けて育ったと思っていても、やっぱり自分の親子関係には歪んだ
    共依存関係が存在していたし、それに気付かない嗜癖の関係へと発展していました。

    いつきさんも、言葉にも出来ないし形にも見えない歪んだ縛りが親子関係にありますよね?
    いつきさんのレスの中で、漠然と親の縛りがあると分かりつつも、その縛りに対する感情が
    親に向かっていないのは、いつきさんの親を想う気持ち(優しさ)からだと思います。

    でも、彼氏に依存したり、親の縛りを気にしたりするのは、いつきさんが歩んできた過去に
    あると思いますし、今苦しくて涙が溢れ出すのも、感情を表現する言葉を知らないからだと
    思います。

    いつきさん、心の中だけでも少しだけ我侭になった方がいいですよ。親や彼氏に対する気持ちで
    "本当は〜だったのにっ!"という『怒り』にも似たネガティブな感情を吐き出していかないと、
    いつきさんのその苦しさの原点は見つからないと思います。

    自分自身を責めたり相手を思う気持ちも大切ですけど、今のいつきさんには逆に相手を責める気持ちも
    必要なんだと思います。

引用返信 削除キー/
■477 / inTopicNo.4)  Re[2]: カウンセラーじゃない
□投稿者/ いつき -(2004/05/06(Thu) 13:59:44)
    サキさん、はじめまして。レス、ありがとうございました。

    思いつめているときって、世の中で辛い思いしてるのは自分だけなんだ
    とか、周りがみんな幸せそうに見えてしまいがちです。
    あと、自分の悩みなんて、すごくツマンナイことじゃないのかな。
    ツマンナイのに、こんなに不安定な自分は甘えたワガママな人間なのかな。
    そう、思ってしまいます。

    同じような悩みを持つ人の出現は、どうしても傷の舐めあいに終始してしまう
    のではないか、と思うこともあったのですが、ACと気づいた今、それ以上、
    もっと発展したものになればいいなぁと思います。

    今日、カウンセリング、というか精神科を訪れました。
    初めに行こうと思っていた病院が休診だったのですが、今日はなんか気力が
    あったのか、別の病院にとりあえずかかってみました。(精神科自体初体験
    なので、どっちの病院がいいのか、というのはわからなかったですし)
    医師の方は、話に耳を傾けてくれ、治療に必要な情報をさりげなく質問してくれ
    ました。
    まだまだ、心の奥底までは伝えきれてはいませんが、通院するうちに、自分の
    もっと突っ込んだ部分まで理解してもらい、治療を進めてもらいたいと思って
    います。今までも内科などで医者にかかったとき、適切に自分の症状を伝える
    ことが苦手でした。今回も同様ですが、自分の気持ちに耳を傾けそれを伝えら
    れるようになるのも治療のひとつかな、と思ってます。
    とりあえず、抗うつ剤、気分安定薬を処方されたので、それに従い治療をしていき
    たいです。

    どうしても、考え・思いを表現するのがうまく出来ず、わかりにくい部分も
    多々あると思うのですが、私の書いた文章を、読み、反応をくださいまして
    ありがとうございました。
引用返信 削除キー/
■478 / inTopicNo.5)  相手を責める気持ち
□投稿者/ いつき -(2004/05/06(Thu) 14:09:17)
    はにゃ〜んさんはじめまして。

    今の私は、相手を責める気持ちを通して自分自身を責めてしまっている
    気がするのです。
    また、私の優しさが、なぜか自分自身で信じることが出来ず、なんて
    自分は偽善者なんだろう、って思うこともよくあります。

    親のことが気になるというのは、親に怒られたくないという思いからです。

    今、書いていて、ふと、昔のことを思い出してきました。
    少し記憶を掘り下げたくなりました。


    中途半端なレスで申し訳ないですが、一度、自分の中へ旅に出ようと思います。

    はにゃ〜んさんのレスを通して、自分になかった見方(相手を責める気持ち)
    を知り、それを実践するしないにかかわらず考えてみたいと思います。

引用返信 削除キー/



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