1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■4641 / inTopicNo.1)  何故両親を褒め称えてしまうのか。
  
□投稿者/ KY -(2006/01/17(Tue) 14:53:46)
    度々の投稿、失礼します。

    先ほど、お客さんの家に折衝に行きました。
    その時、世間話をしたのですが、両親の話になりました。
    僕は自営手伝いなので、ウチを知るお客さんにはよくあることです。

    そして話の最中、両親について、褒め称えるようなことを言われると、
    一緒になって褒め称え、それには飽き足らず、実際のエピソード
    を交えて一層両親を褒め称えてしまう自分がいます。
    褒める際、自分自身が両親にされた仕打ちについて、客観的に見て、
    よく思われるよう、脚色までしてしまいます
    ちなみに、↑については、この時だけではなく、いつものことです。

    何故なんでしょう。
    褒め称えるなんて、とんでもない話です。とんでもないことを僕はしてます。
    自分が辛かった過去を美化して、他人に話することによって
    自分を癒してるのか・・・世間体を気にしすぎてるのか・・・

    恐らく、ACに気付く前からこんな調子だったと思いますが、
    気付いた今、自分の言動を不思議に思います。
引用返信 削除キー/
■4642 / inTopicNo.2)  Re[1]: フラ注。何故両親を褒め称えてしまうのか。
□投稿者/ tomoko -(2006/01/17(Tue) 16:21:23)
    KYさんこんにちは。
    KYさんの記事、なんだかズキズキしながら読みました。私もACに気づく以前、同じような行動をくり返していました。今思い起こしてもその記憶はおぞましく、あまりの苦痛で時にフラッシュバックを起こしているくらいです。
    私もこれについてはいろいろ考えてみたんですが、私が考えてみた限りでは、答えは2通りで、『自分の親は酷いんだっていう事実に気づきそうになった子供時代の私はその現実に耐えることができず、なんとかそれを覆い隠すために、すばらしい親なんだって思い込もうとした』っていうものが一つ。
    もうひとつは『まず親自身が自分のことを美化していて→子供の私は親との間に境界線がない。→必然的に親と同化した視点で親を見るので、親と同じように親を美化した』というものです。
    私にとってはこのふたつが答えかなと思っています。でもきっと答えは人の数だけあるんだと思います。ナイーブな問題だし。でも辛いですよね、こういうの。
    私はずっとそういう自分が許せなくて、許せなくて、記憶を消してしまいたいと思っていたくらいだったんですが、最近ようやく自分を許せるようになってきて、冷静に考えられるようにやっとなってきたところです。
    私も似たようなことずっと考えていたので書いてみました。お役に立てればと思って書き始めたんですが、なんだか逆に自分自身の心の整理がつきました。
    きっかけを下さったKYさんに感謝します。
    こういうこと乗り越えて、いろんなことがうまくいくといいですね。
引用返信 削除キー/
■4643 / inTopicNo.3)  Re[1]: 何故両親を褒め称えてしまうのか。
□投稿者/ ちひろ -(2006/01/17(Tue) 16:48:39)
    KYさん、こんにちは。
    お久しぶりです。

    私も、親ではないのですが、以前住んでいた近所の方で、いつも自慢ばかりしている苦手な奥さんにたいして、同じような不自然な態度をとってしまったことを思い出しました。

    あるサイトをご紹介します。

    http://yukitachi.cool.ne.jp/column/c005boei.html

    ここで書かれている心理学用語、「防衛機制」とは、自分自身の心を、さまざまな方法で守ることです。
    おそらく、これは、反動形成という「抑圧」した考えや感情と正反対のことをする「防衛機制」のことだろうと考えます。

    理屈の上で書かれていることですので、では、どうすればいいのか・・・ということまでは難しい問題になるかと思います。

    もしも、少しでも参考になれば幸いと思います。

    色々な気づき得ている段階にいらっしゃるのですね。
    傷つきやすいときですので、どうかご自分の心身をたいせつになさってお過ごしください。

引用返信 削除キー/
■4666 / inTopicNo.4)  Re[2]: 何故両親を褒め称えてしまうのか。
□投稿者/ KY -(2006/01/20(Fri) 10:51:49)
    ちひろさん、こんにちは。

    おぼえていてくださって嬉しく思います。

    > おそらく、これは、反動形成という「抑圧」した考えや感情と正反対のことをする「防衛機制」のことだろうと考えます。

    早速見ました。あまりにもその通りなのでビックリしました。
    ビックリしたけれど、モヤモヤしたものが、言葉によってハッキリ
    したので、冷静に自分を見つめなおすきっかけになったように思います。

    > 理屈の上で書かれていることですので、では、どうすればいいのか・・・ということまでは難しい問題になるかと思います。
    > もしも、少しでも参考になれば幸いと思います。

    同じように自己防衛をしている人達で、同じやり方で防衛していたとして、
    1人として、全く同じ人生を歩んできた人などいるはずがないので
    どうすればいいのか・・・は、自分で答えを出さないといけないんでしょうね。
    そのためのキッカケが、このサイトであり、教えてくださった知識
    なんでしょうけど、自分を見つめなおすのって本当に難しい・・・
    というか、苦しいですね。

    > 色々な気づき得ている段階にいらっしゃるのですね。
    > 傷つきやすいときですので、どうかご自分の心身をたいせつになさってお過ごしください。

    お気遣い、ありがとうございます。
    お互い、たいせつにしていきましょう。

引用返信 削除キー/
■4667 / inTopicNo.5)  Re[2]: フラ注。何故両親を褒め称えてしまうのか。
□投稿者/ KY -(2006/01/20(Fri) 11:02:17)
    tomokoさん、こんにちわ。

    > KYさんの記事、なんだかズキズキしながら読みました。

    この点については、お詫びします。
    フラバ注意と書き添えておくべきでした。

    ところで、同じように感じてらっしゃる方がいて、少し気分が落ち着きました。
    他の方に教えていただいた「自己防衛」。
    誰にでも、そういう部分があるのでしょうし、あって当たり前なのかもしれません。
    ただ、僕達はそれが極端過ぎるんですよね。
    本当の気持ちを、押し込めすぎてるんでしょうね。

    自然に自分を曝け出すというのは難しいです。怖いです。
    絶えず自分を防御・防衛していないと、些細なことで崩れそうです。
    事実、崩れてしまい、妻・子供達に嫌な思いをさせたり
    心配をかけたことがありました。

    僕は少し急ぎすぎる部分があるので、頭を冷やしながら
    ゆっくり・ゆっくり問題に取り組もうと思います。

    ありがとうございました。
引用返信 削除キー/
■4672 / inTopicNo.6)  Re[3]:何故両親を褒め称えてしまうのか。
□投稿者/ tomoko -(2006/01/21(Sat) 00:27:28)
    KYさん こんにちは

    お返事ありがとうございます。

    >>KYさんの記事、なんだかズキズキしながら読みました。
    > この点については、お詫びします。
    > フラバ注意と書き添えておくべきでした。

    いえ、こちらこそすみません。決して責めるつもりで書いたのではなかったのです。ただ、とても共感したということをお伝えしたかっただけで・・こちらこそ、配慮が足りなくてすみません。わたしはほんと、自分のことばっかりで気のまわらない人なのです。

    ありのままの自分を認識するのってほんとに難しいですよね。今日もまた新たな発見がありました。辛いですが、同時に少し楽になった気もします。
    でも、ゆっくりだけど、毎日ちょっとずつでも進めるのってすこし幸せですよね。
    お返事ありがとうございました。
    いろんなことがうまくいくといいですね。
引用返信 削除キー/



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