1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■3390 / inTopicNo.1)  これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
  
□投稿者/ こくーん -(2005/05/07(Sat) 07:16:36)
    2005/05/07(Sat) 07:18:22 編集(投稿者)

    こんにちは。
    急に浮上した疑問なのですが…。

    棚卸しのつもりで過去のことをいろいろ思い出そうとしていた中でふと、気づいたことです。
    我が家では私が小学生くらいまで、何か悪いことをした時、母が平手打ち(頬)するのが割と普通に行われていました。又は、板の間で母がいいと言うまで正座。
    私は今の今まで、これは『躾』であって『虐待』ではない、と本気で思っていました。一般的に行われていることだと思ってきました。

    ただ、母が平手をする前に、自分の手のひらに『はあ』って息を吹きかけるような動作をするんです。それが怖かった覚えがあるということ。
    そして、これは思い出したら最低だと思って、すごく苦しかったんですが、弟が私の言うことを聞かないとき、私はその平手をする前の母の真似をして、言うことを聞かせていたような気がするのです。
    なんだか記憶がぼんやりしているのですが。

    この場所で『普通の家庭でそういうことがあるのか』(『普通』という言葉を使うことが適切かどうかわかりませんが、あえて書かせてください)と問うことが可能かどうか迷いましたが、ご意見をお聞きしたいです。
    これは虐待だと思われますか?
    …ただ、私が弟に対してしていた行動については虐待と同じだと思います。彼は確かに怯えていたと思うから。私は弟から暴力を受けましたが、その萌芽がこのときの私の行動にあったのだとしたら、私には弟を責める権利はありません。
    急に小さな弟の姿が浮かんで(近所でも評判のカワイイ男の子でした)、涙が出てきました。

引用返信 削除キー/
■3391 / inTopicNo.2)  Re[1]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ D -(2005/05/07(Sat) 10:25:43)
    No3390に返信(こくーんさんの記事)
    こんにちは。私も子供の頃、良く父に叩かれたりしていました。気の短い?父で口で言うよりも手や足が先に出るといった感じです。

    私も、あの頃は虐待なのかは正直分かりませんでしたよ…でも、お父さんがこんなに怒るんだから私がイケナイのかなぁ?と思ったりしたました。

    私もね妹に注意する時、叩いたりはしなかったんですが、両親からされてた通りに、いつまでもクドクド嫌になるくらい言ってたんです。
    後から思ったんですが、あれはされた事そのままじゃないか!って。自分でも気付かないうちに同じ事やってしまってたんですね。
    それに気付いた時は本当に自分が嫌になりましたよ。

    認めたくない気持ちも多分あったのかなぁと今では思います。
    本当は父の暴力は虐待だと、どこかでは気付いていたのかもしれないんですが
    特にその当時は、それでも あの家族の中で生きていくしかないから
    分かってないフリをしていたのか、麻痺していたのか私もボンヤリ気味なんですけどね…
引用返信 削除キー/
■3392 / inTopicNo.3)  Re[1]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ 豆だいふく -(2005/05/07(Sat) 10:36:37)
    2005/05/07(Sat) 11:10:37 編集(投稿者)

    こくーんさん、こんにちわ。
    お辛そうですが大丈夫ですか??

    > この場所で『普通の家庭でそういうことがあるのか』(『普通』という言葉を使うことが適切かどうかわかりませんが、あえて書かせてください)と問うことが可能かどうか迷いましたが、ご意見をお聞きしたいです。
    > これは虐待だと思われますか?

    私も母のお説教を聞くときは、必ず正座させられました。
    それが20歳位まで続きました。
    私の場合、怖いというより屈辱感でいっぱいでした。

    平手打ち怖かったでしょうね・・・。
    私は母からは直接の身体的暴力は受けていないのですが、兄からは似たようなことを頻繁にされたのでお気持ちわかるような気がします・・・。
    難しい「虐待の定義」はわからないのですが、こくーんさん自身が恐怖心を
    持ったという気持ちは大切にしてもらいたいと思います。

    > …ただ、私が弟に対してしていた行動については虐待と同じだと思います。彼は確かに怯えていたと思うから。私は弟から暴力を受けましたが、その萌芽がこのときの私の行動にあったのだとしたら、私には弟を責める権利はありません。
    > 急に小さな弟の姿が浮かんで(近所でも評判のカワイイ男の子でした)、涙が出てきました。

    何ていうか・・・上手な言葉が浮かばないのですが、ご自分を責めないでくださいね。
    こくーんさんが少しでも楽になれますように・・・。
引用返信 削除キー/
■3394 / inTopicNo.4)  Re[1]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ マフマルバフ改めモハメッド -(2005/05/07(Sat) 12:08:17)
    No3390に返信(こくーんさんの記事)
    > 2005/05/07(Sat) 07:18:22 編集(投稿者)

    >
    > 我が家では私が小学生くらいまで、何か悪いことをした時、母が平手打ち(頬)するのが割と普通に行われていました。又は、板の間で母がいいと言うまで正座。
    > 私は今の今まで、これは『躾』であって『虐待』ではない、と本気で思っていました。一般的に行われていることだと思ってきました。
    >
    > > 急に小さな弟の姿が浮かんで(近所でも評判のカワイイ男の子でした)、涙が出てきました。
    >
    こんにちは、こくーんさん。
    私は躾と称して暴力は受けた事がありません。
    それなのに、さまざまな身体化した症状に苦しんできました。
    思うに、体罰にしても、それが終わったら、「終わったよ」と言葉で告げて、その後どうしてそうしたのかを体罰をした側が、おやつでも食べながら、説明してあげる事が必要であろうと思います。
     それがないのであれば、体罰は虐待になってしまうのではないでしょうか?

    そのことに気づかれたこくーんさんは、一歩前進されたのではないでしょうか?
     私は末っ子であり、暴力の連鎖、虐待の連鎖は家族構成員の最も弱いところにしわ寄せがきます。
     やられた側は、そのようなことは直ぐにわかることであり、激しいストレスがたまります。
     私の場合、犬や猫などのペットと遊ぶ事で行き場のない気持ちを癒す事をしていました。
     しかし、長じては、背丈も親を超え、長男を殴り、家の中でバットを振り回していました。父親を殴り殺したいと言う事と、すでに身体化した症状の苦しみを力で振り払いたいと言う気持ちと、混乱した家庭を静かなものに変えようと言う意味もあったと思います。

     しかし、思い通りに行くと、今度は私が抜け殻のようになっていきました。

    ただですね、殴られたとき以外、人を殴ったり暴れたりはしなかったですね。
     自分を癒すために家庭以外の場所をうろついていました。川や公園や・・・・・・しかし。ストレスははるかに限界を超えていたようで、犬を散歩にも出さずひどい放置状態にして死なせてしまいました。
     私は犬を虐待死させてしまったんですね。
引用返信 削除キー/
■3397 / inTopicNo.5)  Re[2]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/07(Sat) 14:21:47)
    豆だいふくさん、ありがとうございます。

    > それが20歳位まで続きました。
    > 私の場合、怖いというより屈辱感でいっぱいでした。
    屈辱感…わかります。私は母に対してすごく劣等感があるのです。いろいろなことで母を越えるようになった今でも衝動的に母にひれ伏すような感覚があります。

    > 平手打ち怖かったでしょうね・・・。
    > 難しい「虐待の定義」はわからないのですが、こくーんさん自身が恐怖心を
    > 持ったという気持ちは大切にしてもらいたいと思います。
    『躾』というラベルを貼ってしまいこんでいたので、記憶は曖昧だったのですが、急に浮上してきて、あれあれ?ってなってしまいました。今ココで自分で納得してそのまままたしまいこむこともできる気がしたのですが、一方で今これだけ自分の中の出来事を棚卸ししているのだから、はっきりさせておこうと思いました。
    向き合おうと思った途端、怖かった、痛かったっていう記憶もでてきたみたいです。

    > 何ていうか・・・上手な言葉が浮かばないのですが、ご自分を責めないでくださいね。
    やっぱりちょっと辛いけれど、今はそうするって自分で決めたので向き合います。
    いつも優しい言葉をありがとうございます。感謝です。
引用返信 削除キー/
■3398 / inTopicNo.6)  Re[2]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/07(Sat) 14:29:50)
    Dさん、ありがとうございます。
    > 私も、あの頃は虐待なのかは正直分かりませんでしたよ…でも、お父さんがこんなに怒るんだから私がイケナイのかなぁ?と思ったりしたました。
    > 後から思ったんですが、あれはされた事そのままじゃないか!って。自分でも気付かないうちに同じ事やってしまってたんですね。
    > それに気付いた時は本当に自分が嫌になりましたよ。
    虐待だという認識は今までなくて、今でも疑問な感じなんです。私も自分が悪いんだって思ってました。多分、その方法が自分にとって一番効果があったから、それを弟に対してしてしまったんだと思います。
    一方で外では弟思いの姉で通ってました。…母親と同じです。これでは。

    > 分かってないフリをしていたのか、麻痺していたのか私もボンヤリ気味なんですけどね…
    子どもの頃の記憶はどれくらい残っているのが正常なのかわからないので、これくらいが普通なのかな?とも思ったりもするのですが、ボンヤリしています。
    だから、このボンヤリした記憶で判断するのもどうなのかな、という気持ちもあります。
    お辛い記憶を刺激しませんでしたか。書き込みありがとうございました。

引用返信 削除キー/
■3399 / inTopicNo.7)  Re[2]: これって虐待?(モハメッドさんへ)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/07(Sat) 14:47:41)
    2005/05/07(Sat) 15:28:56 編集(投稿者)


    モハメッドさん、ありがとうございます。お元気ですか?

    > 思うに、体罰にしても、それが終わったら、「終わったよ」と言葉で告げて、その後どうしてそうしたのかを体罰をした側が、おやつでも食べながら、説明してあげる事が必要であろうと思います。
    >  それがないのであれば、体罰は虐待になってしまうのではないでしょうか?
    そうですね。私がよく読むミステリィ作家さんがエッセイで『子どもは小さい頃は言葉で言ってもわからないからある程度、行動で躾けるのは当然』と言うようなことを書いてみえて読んだときには多少違和感を感じたのですが、それはその後の子どもとの関わりも含んでいるのだと思います(軽々しく書かれる人ではないと思うので)。私自身はその後どうだったのか…ということがどうも思い出せないんですよね。

    > そのことに気づかれたこくーんさんは、一歩前進されたのではないでしょうか?
    そう言っていただくと、ちょっと心強いです。

    >  私は末っ子であり、暴力の連鎖、虐待の連鎖は家族構成員の最も弱いところにしわ寄せがきます。
    >  やられた側は、そのようなことは直ぐにわかることであり、激しいストレスがたまります。
    そうですね。そうだったんだろうと思います。それも父がいない状況では弟には母親が2人いるような感覚だったと思います。

    >  すでに身体化した症状の苦しみを力で振り払いたいと言う気持ちと、混乱した家庭を静かなものに変えようと言う意味もあったと思います。
    弟が家で暴れているとき、『俺をどうしてくれるんだ!』って母にわめいていました。弟の苦しみは察することはできたのですが、私にできたのは母を庇うことと自分の不運を恨むことだけでした。
    成長して絶対化されていた母の存在を段々冷静な目で見られるようになってからは、弟と母が揉めた時、弟の味方をしたり、庇ったり、ということも多くなっていたのですが、それ以前に弟に私は家族に対する不信感みたいなものを植え付けてしまったんだと思います。
    スケープゴートという言葉を知ったとき、すぐに弟のことだと思いました。

    モハメッドさん、よい言葉が浮かばないのですが、モハメッドさんのお辛い経験を書いて下さってありがとうございました。もし自分1人だったらもう一度蓋をして、心のどこかでその存在を気にしながら、向き合うこともなく生きていたような気がします。


引用返信 削除キー/
■3400 / inTopicNo.8)  Re[1]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ だりあ -(2005/05/07(Sat) 14:57:53)
    2005/05/07(Sat) 15:01:25 編集(投稿者)

    う〜ん...。ちょっと難しい問題ですね。
    こくーんさんはその時、本当に悪い事したのでしょうか?
    ただの親の感情によって、打たれたりした、と言う事は考えられますか?

    私はほとんどわがままを言わず、いいコでいようとしましたが、
    母がちゃんと私の訴えに対して誠実に受け止めてくれなかったりした時に
    やつあたりのように何かわざと怒られる事をした様に思います。

    それにしても平手うちはありませんでした。げんこつくらいかな...?他はね...
    外に出されて鍵を閉められる。お尻を叩かれる。
    おやつ抜きとか、置き去りにされるとか。

    平手打ちは酷いのではないでしょうか?

    > 母が平手をする前に、自分の手のひらに『はあ』って息を吹きかけるような動作をするんです。それが怖かった覚えがあるということ。

    これはありました。げんこつに息を吹き掛けるのです。
    一種のおどしですが、「いいコにしないと、殴るよ」ってメッセージです。

    あまり、小さい頃の記憶はないけど、話あってわかるレベルまではみな
    どうしているのでしょうね?

    でも、やっぱり怒る前に言い訳くらいは聞いて欲しかったなあと思います。
    こくーんさんの親は言い訳は聞いてくれましたか?

    聞いてもくれなかったら、虐待って..ちょっと思いますね。
    手を挙げるのは、最後の手段としてはありかもしれないけど、
    叱るのも順番があると思いませんか....。

    いきなり殴られるのだったら、虐待...ではないでしょうか。


引用返信 削除キー/
■3401 / inTopicNo.9)  もう少しいいですか?(虐待、暴力フラバ注意)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/07(Sat) 15:15:21)
    もう少しだけ、書かせて下さい。

    行動による母の躾…というものが小学生までで終わったのは、中1で両親が離婚して母子家庭になったからだと思います。
    それまで母は離婚前はパートをしていたものの、基本的には専業主婦でした。
    (父も働いていなかったのですから、生活に困るのは当たり前ですよね。)
    母は常にいて、今思えば過保護な親だったと思います。母も以前回想して、当時の自分を『職員室で顰蹙をかっていたかも』と言っていました。

    ところが、離婚して引越しをして、仕事を持って(おそらく生活の為に働くのは母にとって初めての経験だったと思います)、母の意識は仕事に向けられるようになりました。
    必然的に子どもへの干渉は減りました。
    干渉が減ったことを私は歓迎するというよりは不安に思ったのだと思います(分離不安とか見捨てられ恐怖とかでしょうか)。だから過剰に優等生であろうとし、母の愛情を獲得しようとしたのでしょう。一方で弟はいわゆる問題行動を起こすようになりました。弟の方が新生活になかなか馴染めなかったようでした。
    もともと、彼の方が繊細な子どもでした。

    その後、母の意識は仕事中心で回っていきます。余裕ができた頃には+信仰になりました。その間に母自身の病気、身寄りのない母の叔母の入院、そして他界に献身的に尽くしていました。また、弟の退学、暴力、借金問題…。
    私は常に母に見られてないと感じてきました。
    『あなたはいい子だから、安心よ』
    っていう言葉だけを与えられて。
    そして、私が危機に陥って、『私を見て!』って叫んだときに、
    『もっと「普通の子」で良かったのよ』
    『悪いと思うけれど、他の事で手一杯であなたのことは見てあげられない』
    と言われてしまいました。
    また、弟に殴り殺されると本気で覚悟したとき、朝だったのですが、
    『悪いけれど、お母さんは仕事に行くから』
    とそのまま仕事に行かれてしまったこと。

    そういったことがいつまでも私の中でわだかまっているみたいです。
    『おかあさんはわたしをみてくれない』
    そう思ってるんですね。多分。
    弟に対しての感情の中にも、『それだけ問題を起こして、母親にかまってもらえたんだからいいじゃない!』という気持ちもあるみたいです。

    体罰を含め過剰にかまわれたことと、ある日を境に急にかまわれなくなったこと。
    そのギャップが割り切れないままに残っているような気がしてきました。

    長々と書き連ねました。お読みくださってありがとうございます。

引用返信 削除キー/
■3402 / inTopicNo.10)  Re[3]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ D -(2005/05/07(Sat) 15:36:28)
    No3398に返信(こくーんさんの記事)
    こくーんさん、お気使いありがとうございます。私なら大丈夫ですよ!
引用返信 削除キー/
■3403 / inTopicNo.11)  Re[2]: これって虐待?(だりあさんへ)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/07(Sat) 15:38:04)
    2005/05/07(Sat) 15:39:05 編集(投稿者)

    だりあさん、ありがとうございます。

    > こくーんさんはその時、本当に悪い事したのでしょうか?
    > ただの親の感情によって、打たれたりした、と言う事は考えられますか?
    > でも、やっぱり怒る前に言い訳くらいは聞いて欲しかったなあと思います。
    > こくーんさんの親は言い訳は聞いてくれましたか?
    平手打ちは珍しいことではなかった、と記憶していますが、その前後ははっきり思い出せないというのが実際です。
    ただ、当時住んでいた場所は母の地元でも父の地元でもなく(父の地元は近かったですが)、父はほとんど不在しかも働いていない、という状況であったこと、母はPMSで気分のムラが出やすいほうであったこと、など考えると感情によって…というのは考えられないことではないと思います。
    でも、あくまでも憶測ですね。

    虐待だったから、また母を憎む、とかではなく、心の中のモヤモヤをはっきりさせたい気持ちなんですけれど、母に聞こうものならまた揉めることは間違いないですし…。とりあえず、自分の記憶を頼りに整理をつけていこうと思います。

    だりあさん、いつもありがとうございます。
引用返信 削除キー/
■3409 / inTopicNo.12)  Re[1]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ いつか -(2005/05/08(Sun) 11:24:26)
    こくーんさん、こんにちは。
    遅いレスですみません。少し思うところがあったので。
    お母様の事怖かったでしょうね。胸がいたみます。
    私は、暴力は良くないと思います。虐待だとおもいます。

    私の姉がACに気付いて初めにいってくれたことは、「いままで苛めてごめんね」
    でした。暴力をふるう、怒り出すと止まらない父。父は母を苛め、母は姉をそして末っ子のわたしは、、皆のターゲット。
    物心ついたとき、いつも姉に泣かされていました。

    刃物を持って追いかけられた事もあります。
    姉は真っ先にこのことを謝っていました。その時はあまりに昔の事なので?だったのですが、だんだん思い出して怒りがでてきて。
    でも、泣きながら謝ってくれて、その姿を何度も怒りがでてくる度に思い出して、私も落ち着いてきました。
    それから、ACに免責ってことばがありますよね。
    子供の私たちにはどうしようもなかった。

    ですから、絶対にご自分を責めないでくださいね。
    きっと、弟さんはこくーんさんに他には無い、素直なままの気持ちがいまもあるはずです。
    謝ってもらっても、姉に対する私の愛情、親しみはそのまえ、ACを知らなかった頃と変わりません。
    ただ、お互い境界線を意識できるようになって失敗もするけど楽な付き合いにかわってきました。
    まとまらないのですが、私も棚卸はじめようとおもいました。
    こくーんさんには教えられる事がたくさんあります。
引用返信 削除キー/
■3410 / inTopicNo.13)  Re[1]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ キーコ -(2005/05/08(Sun) 17:02:13)
    No3390に返信(こくーんさんの記事)

    こくーんさん、こんにちは。
    わたしは、息子が10才になるまで、虐待を加えてきた経緯があります。
    それに、わたし自身も 両親から虐待を受けたと、はっきり認められるようになりました。
    「虐待」を二つの立場にたってみているのですが、「深い意味を持つ問題だ。」と、近頃 改めて考えるようになりました。


    虐待に関する わたしの定義は、「体罰(しつけ)」を含めた暴力は、虐待だと思っています。
    しかし 今もって よく分らないのですが、「体罰という手段を 用いないと、対応できないタイプの人が居る。」という話をよく聞きます。
    また 体罰を受けた本人から、「叩かれて良かった。」、「殴られて、自分に対する愛情を感じた。」と、それを 評価する意見を聞くと、よく分からなくなります。…ケースバイケースなのでしょうか?・・・・

    > ただ、母が平手をする前に、自分の手のひらに『はあ』って息を吹きかけるような動作をするんです。それが怖かった覚えがあるということ。

    こくーんさんは、『平手で殴られた時、怖かった。』と感じておられたのですよね。
    お母さんが、それを行使される理由が、その時 はっきり分っておられましたか?
    また、平手で殴られた後、お母さんとの関わりの中で、頭ではなく、体や心から「自分が、大切にされているという安心感」が持てましたか?

    力の弱い立場にある・家族のメンバーが、常に「安全感、安心感」を持つことが出来る場が、『家庭』だと思います。
    親だけが、「家庭」を作り上げるのではない。親のためだけの「家庭」ではない。
    「家庭」は、最小単位の社会です。
    親自身は、それに奉仕する役割を 与えられた者として、自分を見てゆく必要があると思うのです。
    「親の権威」の掃き違えによって、数多くの問題が 起こっていると思います。
    「人格形成途上の子ども」との関わり方、アプローチの仕方は、人それぞれで、「何を大切にして、子どもと関わり、共に育ち、歩んで行くのか」という問題を しっかりと把握する必要があると思います。

    息子は、自分が幼い頃、わたしから虐待されたことを、はっきり認識しています。
    お互いに とても大変でしたが、今では「落ち着いて」当時の気持ちを、聴くことが出来るようになってきた。…と わたしは感じています。
    わたし自身、「彼の気持ち」を聞かせてもらえて、とても助かっています。
    今までとは まったく違う 新しい観点から、わたしにとって、両親から受けた「体罰」が、どのようなものであったかを、見直してゆけるからです。
    それで ようやくわたしも、「躾という名目(体罰)で、両親から 虐待を受けてきた。」と、きっぱりと、安心して言えるようになりました。

引用返信 削除キー/
■3411 / inTopicNo.14)  Re[2]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/08(Sun) 21:17:53)
    いつかさん、こんにちは。ありがとうございます。

    > 末っ子のわたしは、、皆のターゲット。
    > 物心ついたとき、いつも姉に泣かされていました。
    おびやかされた弱いものはもっと弱いものをおびやかして、連鎖してしまうのですね。思い出してみると、私の行動にはそういったものがあったと思います。
    子ども会などで年少の子どもたちの世話をしているときに、あからさまないじめをしていた…とかではない(と思う)のですが、何となく特定の子に対して対応が違ったり…してた気がします。何となく冷たい対応…みたいな。
    一方で、弟に対してもそういった子ども会の年下の子に対しても他の同級生よりもよく面倒を見ていて、小学校を卒業してもその子たちが遊びに誘いに来てくれたりもしてました。
    でも、何か嫌な優越感みたいなものを持っていたような気がして、思い出すとじわじわと気持ち悪い感じがします。
    (ごめんなさい。いつかさんのレスと内容がずれました)

    > それから、ACに免責ってことばがありますよね。
    > 子供の私たちにはどうしようもなかった。
    > ですから、絶対にご自分を責めないでくださいね。
    > きっと、弟さんはこくーんさんに他には無い、素直なままの気持ちがいまもあるはずです。
    ありがとうございます。でも、弟だけでなく前述の年下の子とかもしかしたら私のしたことで傷ついた人がいたかもしれない。自分を被害者として苦しみを訴えるのであれば、加害者としての苦しみも引き受けるべきなのかなって思います。
    まだ、整理がつかないですけれど。
    時々、思いがけないところからど〜んと落ちてくるものがあって、驚かされます。
    でも、多分私は気がついていてずっと心のどこかで気にしていたのだと思います。だとしたら、『引き受ける』って腹をくくった方が、もしかしたら楽なのかもしれません。
    弟とはお互いが成長して、もう一度ちゃんと話し合えたら、と思います。

    > まとまらないのですが、私も棚卸はじめようとおもいました。
    > こくーんさんには教えられる事がたくさんあります。
    私は迷走しているだけのような気がするのですが、記すことで何かしら感じていただけるものがあれば、私の迷走も無駄ではないのかな?と思います。
    いつかさんをはじめ、暖かく見守って下さる皆さんのお陰で、恐れずに迷走できているのかもしれません。心強いです。
    迷いながらも回復に向かっていきたいです。
    いつかさん、ありがとうございました。

引用返信 削除キー/
■3412 / inTopicNo.15)  Re[2]: これって虐待?(体罰に関する話題フラバ注意してください)
□投稿者/ こくーん -(2005/05/08(Sun) 21:50:40)
    キーコさん、こんにちは。

    > 「虐待」を二つの立場にたってみているのですが、「深い意味を持つ問題だ。」と、近頃 改めて考えるようになりました。
    > 虐待に関する わたしの定義は、「体罰(しつけ)」を含めた暴力は、虐待だと思っています。
    ついつい先日まで(ここに書き込む直前まで)、私は母のそれを『しつけであり、どこの家でも行われていること』だと思っていました。今も『虐待』と呼ぶものなのかまだわかりません。これを虐待と認めてしまうと、母に対する憎しみとも嫌悪ともなんともいえない感情…もしかしたら愛情とすら呼べるかもしれない…に、また新たなものが負荷されてしまいそうで怖いのかもしれません。
    自分がどうして母を恐れるのか…ということを考えていたとき、いろいろな書き込みを拝見しながら、ふと思ったことでした。
    大人になった私は母と口論になって、母の理不尽な物言いに手を挙げたいと何度も思いながら、どうしても母に対して暴力的な行為をすることができなかったこと。
    (これも当たり前のことなのか、パブロフの犬のようになっているのか…?)
    子どもの頃、関わった大人の女性で、恐怖心を感じた人が2人いたのですが、それがともに体罰を与えた人であったこと。
    (1人はミスをすると手をピシャリと叩いてヒステリックに怒ったエレクトーンの先生。もう1人は忘れ物などを叱るとき、必ず頬をぎゅっとつねった中学の担任。
    これらの人に対して、『今、先生は理由があって辛いんだ』みたいな納得をして耐えていたみたいなのです。)
    そういったことがぽろぽろと落ちてきて、『あれは愛情のある躾だった』と思うことが困難になってしまいました。

    > …ケースバイケースなのでしょうか?・・・・
    > また、平手で殴られた後、お母さんとの関わりの中で、頭ではなく、体や心から「自分が、大切にされているという安心感」が持てましたか?
    > 力の弱い立場にある・家族のメンバーが、常に「安全感、安心感」を持つことが出来る場が、『家庭』だと思います。
    私自身はその時のことが鮮明に思い出せなくて、それが虐待なのかどうかという判断を鈍らせているのですが、体罰的なことでいうことをきかせるというのは、私たち世代くらいまではままあることだったようにも思います。そうすると、その行動の背景、その後の親子関係などが重要になるということかもしれません。
    私は、今この問題と向き合ったばかりで認識が曖昧ですが…。
    また、虐待か躾か、という問題については、社会的にも難しい問題として、今過渡期にあるような気がします。
    その上で、
    > 親だけが、「家庭」を作り上げるのではない。親のためだけの「家庭」ではない。
    > 「家庭」は、最小単位の社会です。
    > 親自身は、それに奉仕する役割を 与えられた者として、自分を見てゆく必要があると思うのです。
    > 「人格形成途上の子ども」との関わり方、アプローチの仕方は、人それぞれで、「何を大切にして、子どもと関わり、共に育ち、歩んで行くのか」という問題を しっかりと把握する必要があると思います。
    という部分はとても大切だと感じました。

    キーコさん、ありがとうございました。
    今まで、親からの虐待については自分のは関係のない問題だと思っていたのですが、もう少し踏み込んで考えてみたいと思います。
    なお、返信の内容に蛇足的な部分があること、お許しください。
    (いろいろ思うことが出てきてしまうようです)
引用返信 削除キー/



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