1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
(現在 過去ログ20 を表示中)

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 検索 過去ログ

[ 最新記事及び返信フォームをトピックトップへ ]

■3273 / inTopicNo.1)  なにかが壊れた。
  
□投稿者/ KY -(2005/04/16(Sat) 11:42:04)
    みなさん、こんにちわ。

    私は父と仕事をしています。私は資金繰りに関すること他を担当しています。

    先日、資金繰りの話し合いをした時、私のほうからある提案をしました。その提案は、
    実行するには無理がありますが、そのくらいの考えを持たないといけないのでは?
    という程度の相談でした。是非とも提案を押し通すつもりはなかったし、ないことを
    父に伝えた上でのことでした。

    しかし父に・・・
    「先行きについてお前に妙案もないのに、そんな提案を。お前がなんとかするのか?え?」
    と、責められてしまいました。
    「妙案もなにも、今後の相談として、提案しただけのことだけど・・・」
    「絶対それを実行しようとは言ってないでしょ?なんで話が飛躍するの?」
    と、言い返したのですが・・・
    「お前の話を拡大解釈したら、飛躍する」
    などと、何故話を拡大解釈するのか?・・・なんとも意味不明な答えでした。
    結局、長い目でみた場合はともかく、目先については、私の案が通った形になりました。
    だけど、話し合いの場では、絶対に賛成などしませんし、
    「なら、初めからそうしておけば・・・」などと言ってしまおうもんなら、
    拡大解釈?屁理屈?無視?のオンパレードが延々と続きます。

    いつもこの調子です。自分に非があったとしても、屁理屈をつけて、他人の責任に
    するか、やたらと卑屈になって自分を責め、投げやりになるか。
    要するに、なにを言っても、言ったことに対する反論(屁理屈)を必死になって考え、
    相手を責めることばかりを考えているのですよね。
    自分の考えが正解だと無理やりにでもこじつけているので、話し合いにならないのです。
    ある意味、自己保身に必死なのですよね・・・。

    そうそう、仕事には関係ありませんが、母から聞いた父のエピソードで、
    こんなものがあります・・・

    私達兄弟が幼い頃、母が私達をお風呂に入れていたのですが、その時、自宅に
    遊びに来ていた父の弟に、父は、「ブタが子ブタを洗ってるだろう?」
    と言いながら、浴室のドアをいきなり開けて、入浴しているのを見せたそうです。
    当時、結婚の早かった母は、20代半ば。信じられない行為です。
    他、相手がお客さんであれ、親戚であれ、知り合いであれ、ところかまわず
    私達家族の失敗談・恥ずかしい話をネタにします。もちろん、自分の不利になる
    ようなネタ(自分の失敗など)は避けて、あくまで私達がネタになります。

    資金繰りの話し合いが相変わらずで終わってしまったのをキッカケに、
    過去のことが次々思い出され、父に対して、今まで以上に嫌悪感を抱いています。
    嫌悪感を抱くとともに、いつもの話し合いだったにも関わらず、
    精神的に、空虚になってしまいました。崩れ落ちました。

    何故、身内に対してまで攻撃的な保身をするのか?
    何故、話を聞こうとしないのか?
    何故、そこまで他人に対して八方美人でいられるのか?
    何故、あなたには友人がいないのか?

    きっと父もACなのでしょうね。
    でも、それを気づかせてやるつもりは毛頭ありませんが。。。

    今は空虚感でいっぱいですが、その空虚感を埋めることができるほどの
    自分自身の世界を築きたい。独立したいです・・・。
引用返信 削除キー/
■3276 / inTopicNo.2)  Re[1]: なにかが壊れた。
□投稿者/ かみまっち -(2005/04/17(Sun) 23:31:42)
    KYさん、こんばんは。かみまっちと言います。はじめまして。

    お父様とのこと、大変苦労されているみたいですね。
    擁護するわけではないのですが、私もお父様と似ています。
    人からの提案は、私も攻撃ととります。
    考えの違いも、違うやり方が存在することも認められません。
    謝ることができません。やり直すということも極度に嫌います。
    自分を正当化するために頭を使い、
    正しいと証明できなければ、被害者になるだけです。
    さすがに周りの人間をブタと呼ぶことはしませんが、心のなかで
    常に周りの人間と比べては自分の無能さにビクビクしています。
    誰かに何かを承認されないと、生きていけないんです。
    仕事とか恋愛とか、すべての行動が承認を得るための手段でした。
    失敗すれば承認は得られず、からっぽの自分が証明されてしまう。
    すごいねとかがんばってるねとか、人にそう言われるための人生でした。
    私半年くらい前に失業したのですが、以来立ち直れません。
    実家に戻ってから友達も恋人もできず、事業主に罵られての辞職でした。
    どうしてこんなに悲しいのか、どうしてこんなに怒っているのか、
    どうして立ち直れないのか、今やっとわかるようになりました。
    私は、すべての承認を失ったんです。
    そんなものはじめから無かったんですが、それが私の支えだったんです。
    カウンセリングを始めてもうすぐ4ヶ月ですが、やっとそれに気づきました。
    私はこのまま誰かの承認を得るためだけの人生をおくるのか。
    このさき50年くらい生きられるとしたら、その時間すべて、
    人や物事から承認を得るために生きるのか。
    そう考えてやっと、自分がやってきたことから手を離せる気がしました。

    KYさんがお父様とのやりとりで「空虚」な気持ちになったのは、
    むしろ当たり前のことだと思います。
    私も自分のやってきたことが「空虚」だと思っています。無駄だったなぁ、と。
    最近やっとその「空虚」さに気づいた私から言わせれば、
    気づけるKYさんの強さも落ち着きも、とてもうらやましいと思います。
    たとえお父様との仕事上の会話が「空虚」であってもご自身の考えを
    提案することができるし、自分の世界を信じることもできるのは、
    KYさんだからではないかなと思います。
    私はまだ親と自分との境界線をうまく引くことができません。
    でも、いじめがいじめっ子といじめられっ子がいないと成立しないように、
    私が演じていた役を降りたら、苦しみに満ちた関係は成立しないんじゃないか、
    親は変わらなくても、私の見方が変わることができたらもっとずっと
    生きるのが楽になるんじゃないかと思っています。

    なんだかレスが現実的でなくて、ごめんなさい。
    役に立つようなことはできませんが、ご自身の強さ冷静さに気づいて
    ほしくて書きました。どうか元気を出してくださいね。


引用返信 削除キー/
■3282 / inTopicNo.3)  Re[2]: なにかが壊れた。
□投稿者/ KY -(2005/04/18(Mon) 18:38:01)
    かみまっちさん、こんにちわ。

    ご自身のことをお話していただき、ありがとうございます。
    自分の内面を曝け出すことが、どれほど辛いかを考えた時、かみまっちさんの心情はどれほどかと想像すると、私などのために、とても恐縮してしまいます。

    父は、大きな子供のようです。仕事の電話でも、いちいち誰彼構わず、
    今、自分がどこにいて・なにをしていて・どれほど疲れているか・・・を、
    ひとしきり訴えた後、やっと本題に入ります。
    まるで、子供が親に対して学校であったことをいちいち報告している様子みたいです。
    後、疲れていたり仕事に追われている時などは、大袈裟にため息ばかりをついて、
    いかに自分が大変かを周りにアピールします。愚痴もすごく多いです。

    以前、父と同じ年の人が、父と私のいる前で、「ワシは愚痴・ため息は好かん。
    周りがうっとおしく思うし、自分もおもしろくないから」と言ってました。
    まさにその通りなのですが、父は「ワシは愚痴・ため息ばっかり。ワハハハ・・・」
    と、なんともマヌケなことを言ってましたね。場の空気が白けていました。
    話の流れがその人に向ったのが気に入らず、あくまで自分の主張を通したかった
    のでしょうね。

    他、私の実弟が小さい頃、父と相撲の遊びをしていて、本気で弟を突き飛ばし、
    その衝撃で弟は頭を強く打って、入院する騒ぎになったことがあります。
    子供が中高生くらいならともかく、まだ小さい我が子を、遊びだからといって、
    本気で投げ飛ばす父を、今では情けなく思います。

    でも自分自身を考える時、別に父に義理立てて仕事を手伝うことはないし、
    嫌ならさっさと仕事を変わればいいし、手伝うなら手伝うで、いちいち父の
    言動に精神的に振り回されることはないはずなのに、仕事を変わることが
    できないでいるばかりか、いちいち気にして、精神的に辛い思いをしています。
    なにか分からないものに囚われている感じがします。

    私のことを、「強い」と仰っていただけたことは、嬉しく思いますが、
    現実は、単なる籠の中の意気地なしの鳥なのです。。。
引用返信 削除キー/
■3283 / inTopicNo.4)  Re[3]: なにかが壊れた。
□投稿者/ じじ -(2005/04/18(Mon) 21:18:24)
    KYさん はじめまして

    KYさんと私の父親はかなり似ているなぁと思い、レスしました。

    いま、父母は別居してるんですが、別居寸前のときは
    仕事もなく精神的に追い詰められてか幼児退行、本当に幼児そのままの言動したからね。

    > 後、疲れていたり仕事に追われている時などは、大袈裟にため息ばかりをついて、
    > いかに自分が大変かを周りにアピールします。愚痴もすごく多いです。

    自分はこんなに苦しんでるのに、頑張ってるのに、という感じでしょうか。

    > > 他、私の実弟が小さい頃、父と相撲の遊びをしていて、本気で弟を突き飛ばし、
    > その衝撃で弟は頭を強く打って、入院する騒ぎになったことがあります。

    これ、うちの父も同じことやってます。
    幼稚園くらいの時ぼくが父親と相撲をとって遊んでいたら、
    父親は“こいつは俺に勝とうとしている、父親に向かって何たることだ、
    頭がおかしい”と、癇癪を起こして投げ飛ばされた事があります。
    うちの父は完全に異常者でした(医学的にどうかはべつとして)。
    死ね、と思います。

    > > でも自分自身を考える時、別に父に義理立てて仕事を手伝うことはないし、
    > 嫌ならさっさと仕事を変わればいいし、手伝うなら手伝うで、いちいち父の
    > 言動に精神的に振り回されることはないはずなのに、仕事を変わることが
    > できないでいるばかりか、いちいち気にして、精神的に辛い思いをしています。
    > なにか分からないものに囚われている感じがします。
    > > 私のことを、「強い」と仰っていただけたことは、嬉しく思いますが、
    > 現実は、単なる籠の中の意気地なしの鳥なのです。。。

    うちの父も似てるから、という訳ではないですが、
    KYさんの無力感とか徒労感とか、離れられない感じ。あるいは怒り。
    きっと、ぼくも同じものを感じていると思います。
    身近に居るならなお更でしょうね。。。

    同じようなのが居る、といっても大して慰めにはならないかもしれませんが。。。

    じじ
引用返信 削除キー/
■3287 / inTopicNo.5)  Re[3]: なにかが壊れた。
□投稿者/ かみまっち -(2005/04/19(Tue) 01:35:35)
    KYさん、こんばんは。かみまっちです。

    籠の中の鳥、ですか。。。
    私も見えない鎖につながれています。親がつけた鎖です。
    親と住んでいる家を私とカウンセラーとで「居心地のいい牢獄」と呼んでいます。
    私も意気地なしでいまだにこの牢獄を出ることができません。
    嫌なら結婚するなり仕事をするなりして出て行けばいいんです。
    でも、鎖を切らないことには例え宇宙からでも鎖を引っ張って連れ戻すでしょう。
    ACにとってもっとも大変で苦しくて重要なのは、
    見えない鎖を自覚することと、切ることなんじゃないかと思います。
    籠の中の鳥、そう表現なさるということは、自覚なさっているんですよね。

    お父様が弟さんを突き飛ばしたりなさって強く見せようとしているのと違い、
    KYさんには事業を支え、お父様を支え、ご自分を支えられる現実的な強さが
    あるんだと思います。だからお父様とのこと目をつぶれというわけではなく、
    ご自分の強さを認めて、よくやっているといたわってあげて欲しいです。

引用返信 削除キー/
■3288 / inTopicNo.6)  Re[4]: なにかが壊れた。
□投稿者/ KY -(2005/04/20(Wed) 09:55:04)
    じじさん、おはようございます。

    > 自分はこんなに苦しんでるのに、頑張ってるのに、という感じでしょうか。

    誰でも苦しい時には、愚痴を聞いてもらいたいもんだとは思いますが・・・
    父の場合、それが年がら年中なので、どうしようもありません。
    へんな言い方ですが、愚痴を言うのがクセになってるのかもしれません。。。

    > 父親は“こいつは俺に勝とうとしている、父親に向かって何たることだ、
    > 頭がおかしい”と、癇癪を起こして投げ飛ばされた事があります。
    > うちの父は完全に異常者でした(医学的にどうかはべつとして)。
    > 死ね、と思います。

    恐らく、じじさんのお父さんと同じ考えだったのでしょう。
    口では「子供にやられることが楽しみ」だなんて、嘯いてますが、実は違うのですよね。

    > KYさんの無力感とか徒労感とか、離れられない感じ。あるいは怒り。
    > きっと、ぼくも同じものを感じていると思います。
    > 身近に居るならなお更でしょうね。。。
    > 同じようなのが居る、といっても大して慰めにはならないかもしれませんが。。。

    自分のこの考えは、単なる甘え?などと、常々思っている私にとって、
    じじさんのように、同じ境遇の人がいて、同じように苦悩されていることを知り、
    とても気持ちが癒される(ヘンな言い方ですが)気がします。

    いつまでこの無力感・空虚感が続くのかな。。。
    誰にも期待せず、自分が変わらないといけないのでしょうね。。。


引用返信 削除キー/
■3289 / inTopicNo.7)  Re[4]: なにかが壊れた。
□投稿者/ KY -(2005/04/20(Wed) 10:00:28)
    かみまっちさん、おはようございます。

    せっかく私を励ましてくれているのに、反論するような言い方をして、すみませんでした。
    ACである所以か、自分を認めることが難しく、自分がしていることに対して
    自信が持てず・・。励まされたり、認めてもらったとしても、素直に受け入れることが
    難しく、つい、自分を卑下してしまいます。悪いクセです。

    仰る通り、表向き独立したとしても、鎖が繋がったままでは意味がないですね。
    どうやって断ち切ろうか・・・お互い、すごく辛いけど、試行錯誤しなくては
    いけないのですよね。。。


引用返信 削除キー/



トピック内ページ移動 / << 0 >>

このトピックに書きこむ

過去ログには書き込み不可

Pass

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 検索 過去ログ

- Child Tree -