1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■2547 / inTopicNo.1)  恐怖からの脱却(フラバ注意)
  
□投稿者/ 羽衣 -(2005/02/04(Fri) 02:49:34)
    初めて書き込ませていただきます。
    私は23歳の大学生です。春から大学院に進みます。

    ずっと、母との関係で悩んでいました。彼女の意向に沿わない行動に異様におびえる自分を何とかしたいと思いつつ、できずにここまできてしまいました。

    母は、今まで私や弟を、恐怖で操ってきたんだなと感じます。
    今でも、外で行動する際にも、母の意向を想定してしまいます。
    そして、それに逆らう行動をするときは、冷や汗が出ます。恐怖のどん底というのはこういうものかと思います。

    物心つく頃から、まったく母の思った通りの言動をしないと許されませんでした。

    母は嫁姑のトラブルから、父の前で何度も死んでやると言っていました。父を殺そうともしました。小さい頃は、何度も「今日寝たら私はお母さんに殺されるかもしれない」と思いました。目がさめると、まず自分が生きていることを確認し、父が殺されていないことを見に行き、母が自殺していないことを確認して、やっと安心できます。
    母と父が喧嘩をすると、弟と私は目顔で合図しあって、片方が母の様子を見守ってもう一方が家中の刃物を隠して回ります。



    彼女の意向に沿わないと、何らかのかたちで「生命」がかかってくる。これはとてつもなく上手い操縦法だったんだなとこの年になって思うようになりました。

    最近、数年ぶりに、母との関係を猛烈に苦しいと思うようになってきました。なんとかしなければとも思うようになってきています。

    きっかけは、恋人です。

    今、母には内緒ですが、お付き合いして3年になる恋人がいます。
    その人とは「自分がどう思うか、どうしたいか」を率直に話せます。「●●しなければいけない」と考えがちの自分に「どうして●●せんとあかんの?」と聞いてくれるので、「そっか、別にいいんだ」と思えることも増えました。

    「あなたはそう思うのね、わかった。私はこう思うんだよ」と、どちらを潰すことなく話せるというのは気持ちのいいことだと思うようになりました。

    このように、現状を整理してみると、私にとって彼はいい相手だと思います。「いい人だ」という判断を抜きにしても、とても好きです。

    でも、付き合いを続けるのをやめたくなることがしょっちゅうあります。
    理由は「母」です。

    彼女が彼の存在を知ったら、きっと怒り狂うでしょう。結婚というものの愚かしさを叫び、「これだけ大変な中おまえを育ててやったのに」彼女への「恩を捨てた」私を罵って、一日部屋の電気もつけずに泣きつづけて死んでやるというでしょう。

    でも、それだけではない気がします。
    「母がこうなるから」彼と付き合いたくなくなるのではないと思うのです。

    私が怖いのです。
    母の意向にそむくのが。
    その恐怖感を払拭すること、打ち勝つことが、母をなんとかするよりも先なんだと思います。
    彼のことだけではなく、これから就職やその先の、自分の人生選択全てに関わることだと思います。

    自分のことなら、母をなんとかするよりも、望みは在ると思います。
引用返信 削除キー/
■2549 / inTopicNo.2)  羽衣さんへ(フラバ注意!!)
□投稿者/ 豆だいふく -(2005/02/04(Fri) 08:20:53)
    初めまして。宜しくお願いします。

    私の原家族も何かというと包丁を持ち出して
    「殺すぞ!」「殺せるもんなら殺せ!」と怒鳴り合っていました。
    私もよく包丁を突き付けられました。
    本当に恐いですよね。言葉ではとても表せません。

    一緒に乗り越えていきたいですね。
    宜しくお願いします。
引用返信 削除キー/
■2555 / inTopicNo.3)  >豆だいふく様
□投稿者/ 羽衣 -(2005/02/04(Fri) 22:44:16)
    はじめまして。返信ありがとうございます。
    「一緒に乗り越えていきたいですね。」との暖かいレス
    ありがたいなと思います。

    自分だけと思うのは不安で寂しいものです。
    自信があるかどうかで乗り越える難しさが変わってくるように思うのですが、
    状況を認められるのは第一歩かもしれませんね。

    こちらこそ、よろしくお願いいたします。
引用返信 削除キー/



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