1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■2213 / inTopicNo.1)  どうしていいのか分からないんです(フラバ注意)
  
□投稿者/ りほ -(2004/12/31(Fri) 22:05:28)
    はじめまして、こんばんは。りほと申します
    もう自分でもどうしていいのか分からないので、気持ちを落ち着けて、頭の中を整理してみるためにも
    少しお話をさせてください。


    私の家は典型的なDV家庭でした。理由や背景は色々あったと思うのですが、とにかく父親が男尊女卑思想で
    カッとなるとなんでもかんでも「女のくせに」と言って、私や母や妹に手をあげる人間でした。
    殴る、蹴るは日常茶飯事でしたが、死に至るような致命的な暴力はふるわれず
    どちらかと言えば、言葉の暴力の方が強かったと思います
    (…思いますというのは、私自身が、たぶん無意識のうちに記憶を殺しているところがあって
    断片的にしか、過去のことを思い出すことができないからです。ごめんなさい)

    覚えているのは、暴力を振るわれる瞬間の恐怖と
    意識が自分から乖離していく感覚、何かをされたり言われるたびに、自分の中の何かが死んでいく音とか
    ことあるごとに「死ね」「お前なんか生きている意味がない」と言われたこと、
    泣きながら反抗したときに
    「所詮お前らは俺の家畜なんだよ」と、見下ろされて笑われたこと…
    そんな場面ばかりです

    私がことあるごとに父の逆鱗にふれたのは
    私が典型的な文系で、父が典型的な理系であったことが最たる原因だったように思います。
    当時の私は、DVなんていう言葉も知らなかったし、周りの家はどこも「そういうもの」だと思っていたので
    どうにか父に気に入ってもらうために、一生懸命勉強を頑張りました。他に良い方法が思いつかなかったのです
    でも、国語や社会で学年一位を取れても
    算数や理科が平均点を下回ることが多く。それでも、「国語は一番だった」ということを、自分なりに「よく頑張った」と思っていたので
    父に成績表を見せに言ったら、算数と理科の点数だけを見て一言、「お前は人間じゃないな。こんな簡単なものがどうしてできない。これくらいのことができずにどうして生きてる?」といったようなことを言われ
    「俺が教えてやる」と、無理矢理勉強を教えられていたときは
    当然のことながら理系肌の父の「当然」と、文型肌の私の「当然」には 天と地ほどの差があって
    「分からない」と言う度殴られたり、蹴られたり、怒鳴られることはしょっちゅうでした
    「分からない」と言うから怒られるのかと、今度は「分からない」と言わずに黙り込むと
    「お前の口はなんのためについてる。えっ」といわれ、やはり暴力と罵詈雑言の嵐でした

    そんな生活が小学生の頃から高校の頃まで続きました
    母はほとんど悲鳴のように「やめて」と仲裁に入り、まだ小さかった妹は泣き
    私は殴られながら、罵倒されながら、空想の中で何度も父を殺しました

    だけど、母や妹と、私が決定的に違っていたのは
    母は「あの人があんなに怒って手を上げるのは、あんたがききわけがないせい。何かあったとき責められて、殴られるのは私なのよ」と、私に責任転嫁をできたということと
    妹は二番目に生まれたというのもあって、「私」という失敗例をふまえ、
    父が大分温和に接していたということ、妹が理系科目ができたこと、
    剣道部という、父と同じ体育会系に生活のフィールドを定めたことです

    どうすればいいのか分からず、ただ自分の殻に閉じこもるうち、気付けば私は家の中で孤立し
    いつしか外で自分の場所と進むべき道をみつけ
    家の中のことは他人事同然に、あまり関わることなく今日まで生活してきました


    …前置きが長くなりましたが、その妹の「剣道」を中心に、現在の我が家の時間は流れています
    はじめてもう四年になるでしょうか。どちらかと言えば剣道の弱い妹は
    顧問の先生に怒られることも多く。よく泣きながら帰ってきます
    あまりにも泣き方が激しいので先日、どうしたのかと理由を聞けば、稽古のときにみんなの前で「お前は最低のクズだ」「生きている価値がない」「消えろ」などと罵倒され、竹刀が折れるまで殴られ、蹴られ
    そういった「叱り方」をされているとのことでした
    (もちろん「被害」にあっているのは、妹だけではなく、部活に所属する生徒全員でした)
    私は愕然としました。これまで自分の中にしまいこんできた昔の記憶が、一気に自分の中にワッと膨れ上がって
    知らぬうちに、体が震えていました。大学生になった今の私にはそれは「恐怖」ではなく
    まぎれもない「怒り」でした

    聞けば聞くほど父と先生の言動がかぶり、もとから父の気質の根幹を成している「体育会系」というものに良い感情を抱いていなかった私は
    思い切って今日、両親に「そんな先生のもとで良い成長ができるはずがない。こんなに泣くほど辛いなら、剣道部をやめさせるか、その先生を訴えるかしたらいい」と言いました
    すると両親は「でも、体育会系って言うのはそういうものだから」とか、「ここで逃げたら負け犬になる」とか、「辛いのは妹だけじゃない」とか
    果ては「『家族』の輪にいないお前に何が分かる。決め付けるのもいい加減にしろ」と怒鳴られました

    それは、父だけでなく
    ずっと以前、私を庇ってくれていたはずの母の言動でも、ありました

    二重に言葉をなくす私の隣で、妹は他の事に気を取られて笑っていて
    私は両親に「病人」同然の目でみつめられていました


    そうして、どうしていいか分からなくなって今
    自室でこの文章を打っています
    ……自分でもまとまりがなくて意味の分からない文章だろうと思います。ごめんなさい
    だけど、打ちながらなんだか涙が止まらなくて
    冷静に文章を考えようと思っても、なかなか上手く言葉がまとまりません

    自分はどうしたらいいのかとか
    何が間違ってて、何が正しいのかとか
    いろんなことが今、分かりません

    親しい友人はいますが、こうした家庭のことを相談できる相手というのはいないので
    いつも一人で途方に暮れながら、ただ自分の感情が沈静化していくのを待っています
    でも、今日ばかりはそれができそうになかった

    怒りで体がブルブル震えるのなんて、漫画の中の話だけだと思ってました
    でも、違うんですね…


    話したら少し、気持ちがおちつきました
    ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございます。そして、不快にさせてしまったら、ごめんなさい
引用返信 削除キー/
■2214 / inTopicNo.2)  ごめんなさい
□投稿者/ りほ -(2004/12/31(Fri) 23:13:56)
    体育会系に良い感情を抱いていない、と書きましたが
    だからといって全否定しているとか、そういうことではありません

    ただ、私の周りに居た運動部系の顧問の先生(男)というのは、すごく声が大きい人ばかりで
    その声で「お前ら、俺の後についてこい!」とか「お前らも俺の考えに同感だよな!」とか
    そういうことを言っているのを目にするたび、どうしようもない嫌悪感と恐怖感がわきあがってきて仕方なかった
    怒られていないのに怒られているような
    そんな気がして…

    彼らはいつも自分の意見を押し付けるばかりで
    なんだかんだで自分の正当性を信じて疑わない人ばかりでした。
    だから父のように、平気で人に「消えろ」とか、「クズ」とか
    あいさつでもするみたいに軽く言えてしまえたのだと思っています
    そして、言葉で相手を納得させられないなら、力で相手をねじ伏せるという
    そういう横暴な思考に多々、流される傾向があるところも
    私は死ぬほど嫌悪しています


    色々言葉が足りていなくてごめんなさい
    どう説明したら、言ったら、誤解のないように伝わるのか分からなくて…

    自分の考えが多分に偏見に満ちていることは分かっているので
    それでいつも、誰かに自分の本音を話したりすることが出来ません
    結局「力で勝てないから、言葉で勝つ」的思考に流されているのも
    なんだかんだで自覚しています
    だから、やっぱり自分は、どんなに父を嫌悪しても、父と同じように誰かを傷つけることしかできないんじゃないかって
    思うと自分の中でどんどん言葉が死んでいくんです

    考えすぎるのは良くないって
    分かっているはずなのに…
引用返信 削除キー/
■2215 / inTopicNo.3)  「ごめんなさい」とは、思いませんよ
□投稿者/ SILVER7 [MAIL] -(2005/01/01(Sat) 02:22:23)
    No2214に返信(りほさんの記事)
     りほさん、2005年、最初のレスです!

     大晦日に、体を震わせながら書かれた文章を読んで、書かずにはいられません。
     タイトルに書いたように、最初のスレも、次の自己レスも、まっとうな考えというか、気持ちだと、私は、思います。

     私は男ですが、男の横暴がまかり通っていること、いや、女にしろ、「横暴」がまかり通っていることには、怒りを感じます。
     私は、女の暴力=おふくろの横暴に、現在只今も、その嵐の下に暮らしている者ですが、その点からも、りほさんの言われることは、他人事ではありません。

     しかし、あなたの「父」にしろ、妹さんの部活の顧問にしろ、男に対して、同じ言動をしているのでしょうか?!
     同じインパクトで、同年輩者や、それ以上の男に対して、同じように「言いたい放題」、「やりたい放題」をしているのでしょうか?!

     日本には、かかあ天下と言う言葉もあります。
     一度、あなたが言われた言葉を、そのまま、「父」に言ってやったら、どんなにすっきりするでしょうね?!
     「女がいなくて、あんたは、ここにいるのか?!」とかね、いっぺん言ってやりたいでしょ?!

     弱肉強食という言葉もあるけど、盛者必滅という言葉もあるんですよね。

     研究して、相手の弱点を、タイミングよく突くと、たいがい、そういう輩は、くにゃっとなるのではないでしょうか?!

     りほさん、「怒り」が、山のように、火のように出てきたというのは、もう、「やられっ放し」では無くなって、まともな神経が、立派に育っていたという証拠ではないでしょうか!?

     そうです、私は読んでいて、よくぞ、それほどの嵐の中で、たくましくなられたなと、思いましたよ。
     ちなみに、私は、おかげさまで、もう何十年というACのベテランですから、同じような嵐の下でも、かなり平気に生きています。
     「言うことは言う」、「‘NO’をはっきり伝える」、「自分のしたいことをしてゆく=自分育てをする」などは、平気に生きていくコツ=勘所じゃないでしょうか?!

     
     と、いうところで、新年のFirst Responceと、いたします。
     おやすみなさい……………………
引用返信 削除キー/
■2216 / inTopicNo.4)  Re[3]: 「ごめんなさい」とは、思いませんよ
□投稿者/ りほ -(2005/01/01(Sat) 10:21:03)
    SILVER7さん、はじめまして。遅くにレス、どうもありがとうございました


    > しかし、あなたの「父」にしろ、妹さんの部活の顧問にしろ、男に対して、同じ言動をしているのでしょうか?!
    > 同じインパクトで、同年輩者や、それ以上の男に対して、同じように「言いたい放題」、「やりたい放題」をしているのでしょうか?!

    先生は分かりませんが、少なくとも父はできていないと思います(笑)
    父は、確かに、頭がいいんです。周りからは「雑学の王様」と言われていますし
    理系科目にはめっぽう強い。
    ただ、彼は「学歴」がないんです。なまじ「できる」人間だっただけに、中学・高校とずっと、遊んでしまったみたいで…。
    それが、社会に出て、「学歴はあるけど、自分よりも頭の良くない」上司に頭をさげなくてはいけなかったり
    「自分よりも知識のない」同僚に、「分かるよ」なぐさめられたりして
    それが、彼のプライドに大きな傷をつけたのだと思います
    (家でもよく「あんなバカにどうして俺がつきあわなきゃいけない」「俺の何が分かるんだ」と
    怒りをあらわにしているのを見たことがあります)

    そんな、父にしてみれば「不条理」極まりない現状に、自分が甘んじているのは
    私達「家族」を養うためなんだから、俺はこんなに頑張ってるんだから、お前らは俺の言うことさえ聞いていればいい、口ごたえするな、誰のおかげで生活できてると思ってる、という
    そういう理屈に結びつくみたいです
    「外」で発散できない鬱憤を、「内」で晴らす、という
    典型的なタイプだと思います
    それしか、父にも「解消」の方法がきっと、分からなかったのでしょうね
    だからといって、彼が自分にしてきたことを許す気にはまだ、なれませんが
    彼もまた何かの「被害者」だったのかと思うと
    やるせない気持ちになることは確かです

    > 日本には、かかあ天下と言う言葉もあります。
    > 一度、あなたが言われた言葉を、そのまま、「父」に言ってやったら、どんなにすっきりするでしょうね?!
    > 「女がいなくて、あんたは、ここにいるのか?!」とかね、いっぺん言ってやりたいでしょ?!

    実は、一度言ってみたことがあります(笑)
    面と向かって、ではなく
    たまたま母と父の話をしていて、ぽろりとこぼした愚痴の中に
    そういう言葉が含まれていて。
    私はそれが父に聞こえていないと思って(父が家にいないと思って)言っていたのですが
    あいにくその日は仕事が早く終わったらしく、たまたま寝室で父が寝ていて、その発言を聞かれてしまって。
    もう、大変でした(笑)
    「こいつの骨を何本か折ってやらないと気がすまない」と言われ
    さすがに顔色を青くした母が止めに入り、その母に「大丈夫、殺しはしないから。ちょっと折るだけだから」と
    奇妙に静かな声音で父が言って。それをやはり止めようとした母は、首を絞められ
    息も絶え絶えな彼女に「逃げなさい」と言われるまま、私は真冬の中、上着もはおらず裸足で外へ逃げました

    結局その時は、近くの叔母の家に転がりこむことができ
    どういった経緯でかは分かりませんが、母も妹も、なんとかそれ以上酷い目にあわされずにはすんだようで
    警察沙汰にはならなかったのですが。もし、母や妹にもしものことがあったら
    あいつを殺して自分も死のう、と思っていました。もう、こんな馬鹿げた毎日は、終わりにしようと。
    親戚の目やマスコミなんて気になりませんでした
    自分に何もしてくれなかった人たちに、全てがすんだ後で何を言われようと
    知ったことではない、と。

    今でも多少、そう思っている感はあります。…ですが
    「あんたさえおとなしくしていれば、あの家であれほどの大きな噴火は起きない」と、母と叔母から言われ
    「あんたも色々気に入らないのは分かるけど、我慢して頂戴」と真剣に懇願されてからというもの
    私はあの家で「自分」というものを完全に殺すことを決めました
    私さえ我慢すれば、妹も母も、殴られたり蹴られたり、しない
    私も、父を殺さなくてすむ

    だったらもう、それでいいじゃないかと
    変に「悟った」気になって、過去の自分とあまり向き合わずに、きたから
    ふとした瞬間、なんていうことのない一言で、どうしようもない感情の濁流にのみこまれて
    自我というものを見失ってしまうようになったのだろうと、思っています


    …なんだか長くなってしまいました、すみません;


    >りほさん、「怒り」が、山のように、火のように出てきたというのは、もう、「やられっ放し」では無くなって、まともな神経が、立派に育っていたという証拠ではないでしょうか!?

    ありがとうございます…。自分でも、そう思いたいです


    > ちなみに、私は、おかげさまで、もう何十年というACのベテランですから、同じような嵐の下でも、かなり平気に生きています。

    SILVER7さんも、大変な環境の中で過ごされてきたのですね…
    ……言葉も出ませんが、本当に、あたたかいレスをくださって
    どうもありがとうございました

    私の周りには、わりと「お父さんもお母さんも大好き!」みたいな…言い方は悪いですが、「温室」みたいな子しか、いなくて
    同じような境遇の方とお話をする機会が、なかったので。SILVER7さんのレスに、とても勇気付けられました

    (今朝も母に、「剣道のことは、応援できないならあんたはもう、口を出さないで」と釘を刺されたばかりだったので
    ささくれた心が潤うと いうか…)

    同情でもなんでもなく、ただ「分かって」、あたたかい言葉をかけてくれる方というのが
    この世界には、いるのですね…

    …私は、ACという言葉をきちんと聞いて、理解したのが、実は昨日で
    こういった場所にお邪魔することも、昨日がはじめてでした
    それまで、どういったかたちであれ「自分と向き合う」ことをしてしまうと
    その後自分をどう保っていっていいのか、分からなくなりそうで。
    生きていくことができなくなりそうな気がして
    全てのことにあまりに無知なまま、今日までのんべんだらりと生活してきてしまいました…

    …そういった立場で、書き込みをすることは躊躇われたのですが
    皆さんとてもあたたかい方々ばかりのようでしたので、思い切って
    自分の話を今回、させていただきました


    …私個人の話で申し訳ない限りなのですが、とても気持ちが、楽になりました
    同じように頑張っている方々のことを知ることができて、小さい一歩でも、自分と向き合うことが、できて
    しばらくはまた、泣かないで前を向いていくことができそうです


    本当に、どうもありがとうございました
引用返信 削除キー/
■2217 / inTopicNo.5)  Re[1]: どうしていいのか分からないんです(フラバ注意)
□投稿者/ 水玉 -(2005/01/01(Sat) 14:10:49)
    りほさん、はじめまして。
    私は多分あなたの親御さんと同年代だと思います。
    あなたの書き込みを読み、いても立ってもいられなくなりレスします。

    とてもつらい状況をよく生き延びてこられました。
    そして今あなたはその状態を認識し、文章にして表すと言うとても力強い人だと思います。
    DVは許されることではありません。
    身体的、精神的に人を傷つけるということが、どんなにむごく残酷なことか・・・
    受け続けていると身も心も病気になってしまいます。
    怒りが出てきたというのは、あなたがごく全うな人間性を持った人だからだと思います。

    負けないで!応援してますよ。
引用返信 削除キー/
■2218 / inTopicNo.6)  Re[1]: どうしていいのか分からないんです(フラバ注意)
□投稿者/ はにゃ〜ん -(2005/01/01(Sat) 18:43:10)
    ACから回復するには、自分の鬱積した感情をきちんと表に出して表現することが
    最低条件だと思います。本来であれば、こんな経験はしたくはなかったと思いますが、
    そういう辛い経験をしてしまった今、ようやっと本来の自分を取り戻せるキッカケを掴んだと
    いうことで、自分の経験から言えば”おめでとう”なんですよね。

    最初は取り留めの無い感情をどう言葉に表現すればいいのか迷うことは自分も
    経験しました。それが上手く表現できないから、涙が溢れ出て、どうすればいいのか
    分からないんですよね。

    ただ、やはり りほさん のレスのように、自分自身の過去を真正面から受け止め、
    その辛い経験の道筋と、そこから生まれる感情を、自分の言葉で表現していかない
    限り、その精神的苦しさから逃れる術は無いと思います。

    言葉の意味合いは常に変化し続けるものだと思います。りほさんが誰かを傷つける
    んじゃないかと思うことは仕方が無いとしても、その意味を考え修正できる柔軟さも
    言葉の良さにあると思うんですよね。

    あと、精神的に辛くなったら、それに逆らわずに流れに乗るといいです。無理に泣くことを
    否定しないで、思いっきり泣いてみる。そして、そこから生まれた言葉を紙に書き綴る。
    精神的な不安定さは、逆に言えば心の膿を出そうとする体の浄化作用だと思いますので、
    そこを無理して押さえ込むと、色んなところに弊害が出てくると思います
    (自分は肌荒れや腰痛、急性胃腸炎を頻繁に繰り返しました)

    自分の闇に向き合い精神的ドン底を垣間見ることで、ACの回復と父親が手に入れられなかった
    本当の強さが身に付くと思いますから、後ろ向きも肯定し続けるといいですよ。

    ■妹さんのこと。。

    >妹は二番目に生まれたというのもあって、「私」という失敗例をふまえ、
    >父が大分温和に接していたということ、妹が理系科目ができたこと、
    >剣道部という、父と同じ体育会系に生活のフィールドを定めたことです

    こういう見方で妹さんを見るのも一つだと思いますが、妹さんが家族の緊迫した雰囲気を
    取り持つために、あえて父親の感情を逆なでしない生き方を選んでいるとしたら、りほさんは
    どう思いますか?

    りほさんと父親との関係を心配しているからこそ、父親を怒らせない生き方、家族に笑いが生むような
    自己犠牲による生き方しか選べないとしたら?

    >二重に言葉をなくす私の隣で、妹は他の事に気を取られて笑っていて

    これもどういうシチュエーションなのか第三者の知る由でも無いですが、自分が笑うことで
    緊張に満ちた親子関係が少しでも和むように考えているとしたら、りほさんと同じくらいの
    深い闇を未だ発散されずに苦しんでいるかもしれないですよね。

    剣道の話にしてもそうです。剣道の顧問に怒られて単純に泣いてきたのか、それよりも、
    そのバッググランドにいつも家族の心配をして精神的に参っているところに、さらに緊張に
    満ちた場に接したが故に、フとしたきっかけで、その琴線が切れてしまって泣いてしまったか、
    考えようによっては、妹さんをもっと心配しなければいけないかもしれないですよね。

    自分がこう考えるのは、自分も兄弟の中でも弟という立場だからです。いつも怒られていた
    兄とは違って、自分は比較的、父親から可愛がられていました。
    でも、今に至っては、兄が定職について家族を持ったのとは逆に、自分は精神的病を
    抱えるACになりました。

    ホント、1人の人間の心の闇なんて、表面的には全くわからないものだと思います。
    自分も妹さんと同じようなことをしてACになったので、妹さんの事も心配してます。
    りほさんのように、自分の感情を言葉にできる器用さがあればいいんですけど、無ければ
    無理に笑ったり、言葉にできずに泣くだけですからね。

    今は自分自身のことで精一杯かもしれませんが、妹さんのことをもう少し違った視点で
    見てあげてください。

引用返信 削除キー/
■2219 / inTopicNo.7)  未来について…
□投稿者/ 諒 -(2005/01/01(Sat) 19:27:33)
    2005/01/01(Sat) 19:54:13 編集(投稿者)
    2005/01/01(Sat) 19:54:09 編集(投稿者)

    りほさん、はじめまして。

    こちらに書き込まれて、他の方の考えなどを聞き、少しは落ち着かれましたでしょうか?
    まだそうでなければ、少しずつ落ち着かれるといいですね。

    あまり掲示板でお話する事はないのですが、今回りほさんのお話を聞いて、とても驚きました。
    体育会系、妹(私の場合は弟がいます)と母親への暴力を除けば、自分の父親とかなり似ていたからです。
    勉強のときの暴力も、女を卑下するところ、学歴コンプレックスが強いところ、理系であることも私の父とかなり似ています。
    そして、りほさんと同じように私も文系でした。
    なので、他人事に思えず、私と同じ過ちをしなければいいな…と思って書き込むことに致しました。

    今は大学生でいらっしゃるとのこと。
    ご自分の志望する文系に行くことはできたのでしょうか?
    他の方へのレスも読ませていただいたところ、大学へは実家から通っていらっしゃるのかなぁと思いました。
    今何年生なのか存じませんが、いつか家を出る日が来ます。
    毎日の暴力、暴言の中でとても未来を見つめて生きていくのは辛い事だと思います。
    ご自分だけではなく、他のご家族にも暴力が振るわれていることとなると、自分のこと、自分の未来のことを考えることは難しいかもしれません。
    でも、これからは父親だけでなくこの家族全員に振り回されないように、自分の未来を、自分の将来を大事に生きていかれることができるよう祈っています。
    私は3年前、大学4年の時点でACと気付き、それまでかなり父や母に振り回されて生きてきました。
    どうしていけないんだろう?私のどこが間違っているんだろう?ずっとそう思って、自分ばかりを責めていました。
    でも、全く間違ってなんかいなかったんですね。
    りほさんもそうです、間違ってなんかいないですよ。
    正常なのはりほさんなんです!!
    この家族に守るだけの価値が感じられますか?
    私は自分の家族をもう守るのはやめました。
    妹さんやお母さんのことは心配かもしれません。
    過激な発言かもしれませんが、人によってはこれを読んで怒るかもしれませんが、私は自分のことをまず守る事が、自分の人生を生きることを優先したほうがいいと思っています。
    可哀想と思うかもしれません、助けなくちゃいけないと思うかもしれません。
    今まで我慢する事で救済者を務められてこられたのだから、他の二人を(言い方は悪いかもしれないですけど)見捨てたりしたら罪悪感を感じざるを得ないかもしれません。
    でも、それでも、私はりほさんがご自分の家庭の有り様に疑問を感じ、異常だと気付き始めたのにも関わらず、他のメンバーを救う事で自分の人生を潰していくのはあんまりな話だと思うのです。
    確か…ここのサイトにも書かれてありましたけど、まずは自分を救えないと、自分以外の人間は救えません。
    共倒れになる可能性が高いのではないでしょうか。

    どの程度自由がきく生活を送られているのか分かりませんが、とにかく自分一人になれる場所や時間を確保し、少しでも家族と離れられたらいいですね。
    まずは環境が一番大事かなと思います。
    場所を変えても頭の中は家庭の悩みで頭いっぱいになるかもしれません。
    でも、少しでも離れた方が、りほさんの心身のためには良いことだと思います。

    お父さんやお母さん、家庭の平和のために、自分の将来だけは潰しちゃダメですよ。
    ホント、これだけは死守しないと…自分を見捨てちゃダメですよ!!
    間違っているのは自分じゃない!という信念を持って、少しでもこの家庭から離れて自分の人生を大切にしてください。
    御両親は自分たちの手の届かないところへ行けば、今度は「大学まで出しただろう」とか恩着せがましい態度を見せてくるかもしれません。
    でも、そうなっても負けないで!!
    周りの人間は「温室」育ちっぽくて、たとえ彼らの親子関係が上手くいっていても、親から離れようとするりほさんは決して親不孝者なんかじゃないんですよ!!

    心のケアは病院や本、ネットの皆さんが手助けしてくれます。
    まだACを知ってかなり日が浅いようですから、しばらくはネットや本で少しずつりほさんが「私は間違っていない」という確信を持たれたらいいのでは…と思います。
    日々の暴力や暴言の中で、そういう確信が鎧となり、りほさんの心身を少しずつ守ってくれるようになることを祈っています。

    家庭の相談はわたしもできませんでした。
    りほさんと同じで、私の周りも親と上手くいっている子ばかりでした。
    なので、ACと知った後、どんどんHPや本を活用し、一人だけで悩みを抱え込まず、いろんな方々のお力を借りながら、少しずつ回復してきています。
    りほさんもこれからはネットなどで皆の手を借りて、りほさん自身の人生を大事になさってくださいね。
引用返信 削除キー/
■2220 / inTopicNo.8)  どうもありがとうございます
□投稿者/ りほ -(2005/01/01(Sat) 21:47:16)
    2005/01/01(Sat) 22:13:33 編集(投稿者)

    水玉さん、諒さん、はにゃ〜んさん、レスどうもありがとうございました
    新年早々このような話に、これだけ多くの方からご意見をいただけて
    嬉しさと同時に驚きも感じています。本当にありがとうございます

    …本当はお一人お一人にレスを返したいところなのですが
    私の話に、重複するところがかなりでてきそうだったので; 誤解や説明不足を避けるためにも、迷ったのですが、一括レスというかたちで
    なるべく整理してお話していきたいと思っています。


    まず、諒さんにご指摘いただいたところから。
    はい、私は自宅通学の文学部生です。今年でおそるべきことに4年になってしまいます…

    最初は父に反抗する意味で、また、自分で自分をいいくるめるための自衛手段として磨いてきた(…というより、生きていくために磨かざるを得なかった)文系としての能力ですが
    それが功を奏して…というと、少し言い方がおかしいですが; 早い時期から(中学一年生くらいの頃から?)、自分の将来の目標をみつけることにつながり
    良くも悪くも、今日まで生きてくるうえでの「支え」のようなものになっていました

    …ですから、文系理系の進路選択について悩んでいた友人や
    将来の目標がみつからずに悶々としていたクラスメイトからは、「あなたはいいよね、文系しか勉強ができないし、そっち方面でやりたいことがあるんだから」と
    言われ続けてきましたし、母にも妹にもそのことで「お前は恵まれている」と
    やはりずっと、言われてきました。

    特に妹の場合、時折憎悪のような、嫉妬のような
    暗い感情を見せることもありました
    はにゃ〜んさんが

    >りほさんのように、自分の感情を言葉にできる器用さがあればいいんですけど、無ければ
    >無理に笑ったり、言葉にできずに泣くだけですからね。

    と、妹のことを心配してくださったとおり
    私よりもあまり「言葉」に長けていない妹は、私と自分を比較して
    それで随分、今も苦しんでいるのだろうと思います

    けれど、これもはにゃ〜んさんがおっしゃっていたことですが
    やはり人の心の闇というのは、比べることができないものです

    はにゃ〜んさんのご指摘くださったことも分かりますが
    妹には妹の苦しみがあるように
    私には私の苦しみがあります
    それだけでなく、母には母の、父には父の辛さというのがもちろん、あるでしょう

    ……このようなことを言うと怒られるかもしれませんが
    我が家は「家族」というものが本来持っているはずの自浄作用というものを
    もう失くしてしまっていると思っています
    妹のことを例にあげて言うならば、私があの子の苦しみをやわらげようと立ちまわっても
    それで私自身の背負う荷が増えるばかりか
    「私のことに構わないで」と、妹自身につきはなされるばかりです
    (どうやら「できる」姉の余裕、ととらえられてしまうようなのです)
    どういった言葉を選んで、どういった態度をとろうとしても
    あの子が私を羨ましいと思う気持ち、妬む気持ちは、変わらないだろうし
    私自身も、あの子の立場を同じように思う気持ちは、消えない

    …お互いがお互いを「あなたに言われたくない」「あんたになんて何が分かる」と
    思っているのが、私の「家族」なのです
    気遣いや思いやりでさえ、「出すぎた真似」ととらえられ
    結局それで、双方が傷つくばかりか
    より家の中の空気が不穏なものになってしまう…

    両親のことはさておき、少なくとも私と妹は
    まだまだ精神が幼すぎて、「個人」対「個人」としてむきあうことが
    少し、難しい状況にあります

    既に「私」というサンプルがいて、それと自分を比較してしまう妹も辛いと 思います。が
    何もない場所、何もないところから、一人で、自分の「価値」や「意味」をつくりだしていかなければならなかった私の
    その苦労というものを見ずに、ただ羨まれ続ける立場というのも
    辛いものなのです

    (…少し話は飛びますが、私には妹と同じ分だけ年の離れた、年上のいとこがいて
    その付き合いが割りと長かったというのもあって、「上」だけでなく
    「下」の立場の者の苦しみというのも、ある程度は身にしみているつもりです)

    たぶん、お互いがお互いの辛さをどこまで認め、配慮していけるようになるかが
    一番重要な問題なのだと思います

    妹には妹の、私には決してない良さがあります。それを守っていくこと、のばしていけるよう配慮をしていくことは 出来うる限りしたいと思っていますが
    それでもやはり、最終的に何かを決めるのは妹自身です
    冷たいと思われるかもしれませんが、どれだけ私が心配しようと仕方のないことというのは、あります
    今は、あの子が少しでも「自分」を確立していけるよう
    影から見守るばかりです

    それ以上のことはすべきではないし
    私がすべきことでもないと感じています



    …すみません、少し言い方が感情的になってしまったでしょうか;
    妹のことは、本当に「可愛さあまって憎さ100倍」…といった面が 往々にしてあるので
    上手く説明することがどうにも、できません。ごめんなさい


    ひとまずは自分の将来を、捨て鉢になったりせず
    きちんと考えていかなければ、と思っています


    …なんだか言い忘れてしまったことがありそうですが;;
    あたたかい励ましのお言葉を下さった水玉さん、
    とても思いのこもった、たくさんの言葉を連ねて下さった諒さん、
    貴重なご意見とアドバイスを下さったはにゃ〜んさん、
    一括レスというかたちになってしまい、大変心苦しいのですが
    本当に本当に、どうもありがとうございました

    お一人お一人に、頭を下げたい気持ちでいっぱいです


    * * * 

    何度も読み返して、よく考えてから投稿したはずなのに
    いざ投稿後にまた読み返してみると、
    また自分で自分をいいくるめているような気が少し、します
    私は家族の何を、どうしたいんだろう…

    できるだけ自分の気持ちに正直に書いたつもりですが
    すごく手の込んだ自己弁護にしか見えなかったら、ごめんなさい…
引用返信 削除キー/
■2221 / inTopicNo.9)  Re[2]: どうもありがとうございます
□投稿者/ 諒 -(2005/01/02(Sun) 14:59:58)
    りほさん、こんにちは。

    進路の件、お話を聞いて安心しました。
    父親の言いなりになって理系に行って苦しんでいるのではないか?と心配しましたが、そうではなくてホッとしました。
    その支えを何があっても失わずに、進学・就職頑張ってください。

    妹さんのお話も読ませていただきました。
    妹さんとどのように付き合っていくのかはもう決めていらっしゃるようですね。
    とは言っても、苦しんでいるのを見ると助けたくなったりしますし、だからこそ、こちらに書き込まれたのだと思います。
    いざ実行するとなると難しいですけれど、これも少しずつできるようになるといいですね。
    ※レス不要です
引用返信 削除キー/



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