1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■2151 / inTopicNo.1)  育児、夫婦、両親どれが一番の悩みか
  
□投稿者/ きいまま [MAIL] -(2004/12/20(Mon) 23:19:06)
    このサイトに来たばかりなのですが書き込みさせて頂きます。初めてでこの場にふさわしくないかもしれませんが、よろしくお願いします。
    1歳の息子がおり、出産直後自分の両親とけんかしたことなどから、自分がACなのではと思い始めました。
    育児も夫も思い通りにならず、イライラしてばかりの日々で、音信不通だった両親に本当は嫌だったけれど、虐待しそうになった為10ヶ月後位にヘルプを求めてしまい、私と両親とは和解しつつも夫とは未だ合わない状態です。
    ただ自分の親が私を虐待したかどうか、少し思い出した部分もあり、感謝半分、恨み半分ながら育児に協力してもらったり、息子からみてじじばばとして仲良くやっているのを見て喜ばなくてはと思っていますが複雑な気分です。
    以前は日常の悩み、愚痴をよく母に話していたのですが、その愚痴がけんかの一因だったこともあり、全く別の何人かに相談してみたり、カウンセリングを受けてみたりしてますが、いまいちのような気もしますし、一人でいると情緒不安定になり過食気味になったりメールやインターネットにはまったりしてしまいます。
    今まで自分に自信がなく、優柔不断でその場の雰囲気に流されてばかりでした。
    が、母親が共依存かも、主人からもモラスハラスメントを受けているかもと疑いだしたらきりがなく、結局は自分で決めていかなくてはいけないと思っています。
    でも何が一番大きな悩みなのかも分からなくなってきてしまいました。
    情けないです。同じような悩みを持った方はいらっしゃいませんでしょうか?
引用返信 削除キー/
■2157 / inTopicNo.2)  Re[1]: 育児、夫婦、両親どれが一番の悩みか
□投稿者/ 柊 -(2004/12/21(Tue) 09:15:36)
    はじめまして!
    もうすぐ5歳になる息子と1歳になったばかりの娘がいます。
    私がこのサイトにたどりついて1年以上になります。
    色々あって、このサイトにたどりつきました。
    最初は、子供に対していつか自分はテレビで騒がれるような
    ことをしでかしてしまうんじゃないか?っていう
    恐怖感から、ネットで調べていくうちにこのサイトに
    たどりついてACとわかりました。
    ACと気がついていても、親のしたことはおかしかったと
    頭ではわかったつもりでも、まだどこかで親のしたことは
    虐待じゃなかったって思う気持ちがあって、親をかばって
    たんです。だから、自分の色んな気持ちにふたを閉める
    ことを続けてきて、1年経ってやっとふたを開けて自分の
    問題に向き合おうとしてるところです。
    ACとわかる前は育児系サイトを見たりして悩みを解消しよう
    としてました。でも、それでも解決はしないんです。
    次から次へと新たな悩みが出てきます。それは、息子が
    悩みを作ってるんじゃなくって、私が悩みを作ってたんだと
    1年経って気がつきました。
    息子は健康に育ってるから、そんなに深く悩むことなんて
    何もないのに、私が病んでるから悩みを私が作ってたんです。
    多分、息子のことを全て受け入れられないからだと思います。
    それは、自分のことも全て受け入れられないからなんです。
    親に受け入れられなかったから、自分が信じられないから
    なんです。
    自己肯定感が低いんです。このサイトで自分で自己肯定感を
    高められると知って、今高めようとしています。
    旦那ともギクシャクしてた時期があったんですが、私が旦那に
    父親を求めてたからだと思います。それをやめると関係が
    よくなってきました。
    親とは住んでるところが遠く離れてるので距離はとれ
    てます。前は離れて住んでるけど、母からの電話で色々と操作
    されてました。今は、母からの電話での干渉には
    聞き流せるようになりました。
    私も上の子の出産後に母と大喧嘩したんですが、結局母は私の
    言ってることを理解してくれてないです。
    親は子供はいつまでも小さい子供ぐらいにしか思ってないので
    親に意見をしても、聞いてくれないし逆ギレされるだけで
    聞いてほしいと訴えても聞く耳もたずで、どうしようもないので
    もう、彼らにわかってほしいと思うことは半ば諦めてます...
    両親を変えようとするのは不可能だと思ってます。
    でも、私が隠してた思い”両親の夫婦喧嘩で傷ついてたこと”
    や”両親からの暴言や暴力で傷ついた結果、〜だった”こと
    などを伝えたとき、両親がどう思うか、、わかりません。
    過去の親からの虐待(と認められたのも1年経ってからです)
    のトラウマがまだ癒されてないので、子育て中や日常生活でも
    痛みがひょこっと顔を出したりしています。
    トラウマを癒す作業は私一人でできそうにないので、
    カウンセリングを利用しようと思ってますが、まだ病院を決めれて
    ないのです...
    あと、私と母は共依存度が高い親子でした。今、母との関係から
    一抜けた!しようとしています。母の洗脳のおかげで、私の
    自己評価も低くなってたと思います。
    進路を決めるとき、母の考えなしで決めれませんでした。
    進路だけじゃなく、色んなことも、、、。
    でも、もうそれはやめました。自分のことは自分で決めるんだと。
    私は、こんな感じです...

引用返信 削除キー/
■2158 / inTopicNo.3)  ギリギリの状態で・・・。
□投稿者/ キーコ -(2004/12/21(Tue) 10:08:29)
    2004/12/21(Tue) 11:05:57 編集(投稿者)
    2004/12/21(Tue) 11:02:05 編集(投稿者)

    No2151に返信(きいままさんの記事)


    きいままさん、はじめまして。
    一人一人状況が違うのですが、「投稿」を読ませていただいて、わたしも 同じような体験があると思いました。

    いろんなことがあって、今年で、離婚して7年目です。
    今は、高校生の母親になり、ようやく 子ども(息子)との会話を楽しめるようになりました。
    17年前は、毎日 ギリギリの状態で、必死で「育児」をしていました。

    わたしが「AC」ということばを知ったのは、ここ3〜4年です。
    息子の乳児検診で、小児科の先生に、わたしの状態を指摘され、始めて精神科の門をたたきました。
    「拒食症」だと診断され、それから、親子ともども 凄まじい状況を歩んでいくことになりました。
    でも、自分の悩みとか、病気のことを 別れた相手に話したのですが、相手も それなりに努力してくれたようですが、本質的なことは理解してもらえませんでした。
    家族や周囲は「あくまでも 第三者的な立場」でしか関わらず、『わたしだけが病気になって、おかしくなっている。』と、わたしを含めた 皆が、考えていました。
    本当に、「無知」だったと思います。 今それに、気づいても どうしようもないのですが、悔しくてなりません。
    病気の原因は 特定できないと思いますが、今は、「家族や周囲の人間関係の歪み」が、発病に 大きな影響を与えたと考えています。


    当時は、「AC」とか「機能不全家族」という言葉こそ 知りませんでしたが、わたしの場合、「父の女性問題」という端的な事実があったので、『うちの家は、オカシイ!』と自覚するのは、比較的容易でした。
    しかし、それはほんの表面上の出来事に過ぎず、「とても奥深いものが在る。」と、今も 新たに気づいて、非常に驚いています。
    『目に見えないモノ・虐待』も、双方に自覚がないだけに、とても恐ろしいと思います。


    わたしは『間接的』に長期間、繰り返し、「夫婦間の暴力」や「子供には、とうてい耐えられない・ゆがんだ男女関係」等を見せつけられ、聞かせられ続けてきました。
    すごく分かりにくかったのは、「無条件で愛している」と言い続けた、実母からの「目に見えない・暴力」、「躾という名の体罰」でした。
    まるで、自分が絶対権力者のように振舞ってきた、彼女の「教育方針?」を顧みると、彼女の願望を満たすために、養成されたロボットのように、自分が思えてきます。 
    母は、一応「子育ては、失敗した。」と宣言して、自分では認識しているつもりです。
    でも、それは「自己憐憫の衣装を着た」ニセモノだと、わたしには思えます。
    ほんとうに無知、無自覚なので、取り付く島がありません。
    「わたしが関わると、とても危ない人たち」それが、わたしの両親だったのだと思うようになりました。

    病気の悪化と、初めての育児の悩み、その他諸々の問題など、とても言葉で表せないほどの 過度のストレスで、追いつめられ、非常に悲しいことですが、どうしても持ち堪えられなくて、息子を虐待してしまいました。
    実母と義母に 子守を頼んで、「どうにか」毎日をしのいでいましたが、今振り返っても、ゾッとするような状態でした。
    今も、精神的にとても不安定なので、『危ない』と予知したら、「信頼できる」と判断した、電話相談のみを利用するようにしています。
    (過去に何度も失敗して、かえって追いつめられた経験があるからです。)


    混乱状況に居る時は、「取っ掛かり」が無くて自分の土台がぐらついて、何から始めてゆけばいいのか分からなくて、ほんとうに困り果てました。
    「ふつうの家庭で育ったひと」には、ほとんど理解してもらえない・・と、何度も頭を打ってようやく気付きました。
    その体験で獲得した『自分の直感』を頼りに、治療を受けながら、話を聴いてもらって「心地よい・安全感」の持てる人だけに関わるようにしています。
    正しい知識をもった機関で、それを体験することが多いです。
    自分の気持ちを、きちんと受け止めてもらって、気持ちが安定してくると、随分 色々なことが落ち着いて考えられるようになります。

    「無知」と「孤立」は避けるようにしていますが、場所と人を選ぶのは、とても大切だと思います。
    わたしの場合、家族・親族が問題で、未だに、彼らは まったく「無知無関心」なので、外部に助けを求める方が、よほど安全です。
    援助を求めるときも、注意して選ぶ必要はあると思います。
    二次被害にあってしまったことがあるからです。
    上手くまとめられないまま、長々と書きましたが、同じような悩みを持った方は、たくさんおられると思います。

    きいままさん、安心してくださいね。

引用返信 削除キー/
■2159 / inTopicNo.4)  Re[2]: 育児、夫婦、両親どれが一番の悩みか
□投稿者/ きいまま [MAIL] -(2004/12/21(Tue) 18:11:00)
    No2157に返信(柊さんの記事)
    柊さん、早速のお返事ありがとうございました。
    お二人のお子さんを育て、同じような体験されていらっしゃる方にお会いできて
    とても心強くなりました。
    私も育児の悩みは産院の親子教室みたいな所に行って相談したり
    それぞれの悩みを別な所で解決しようと思っていましたが、
    ようやく最近になって、過去の自分を振り返って親子関係を見直したり、
    自分のことも肯定できるようにならないと子供のことも受け入れられない、ということに
    気付きました。
    育児の悩みと言っても息子は健康で割と順調なので心配ないはずなのに、充実感がないとか
    泣いているのに全てを受け止められない冷たい母親だと自分を責めたり、
    何故かうつ、無気力になったりして産後うつか育児ノイローゼかもしれないと悩んだりもしました。
    病院に行きたくても息子を連れて歩くのに抵抗があったり、夫の理解が得られなかったりで
    仕方なく親にすがりつき、結局親の援助なしではダメなのかと情けなくなりました。
    でも、やっと何か根本的に間違っている、自信がないのは何故なのか、私の性格が悪すぎなだけでなく
    親によって傷つけられて自信喪失し、自己肯定感が低くなってしまったからでそれを克服できればよいのだろうと思い始めていました。
    そう気づきながら周りの人に理解されず一人考え込むうちにたまらなく不安になり、このサイトにたどり着いたのです。
    実家が近いので適度な距離感を保って接しようと思ってもなかなか難しく、親の考え方を変える事は容易な事ではないと最近実感しました。
    まだ病院に行って診てもらったことはなく、電話でカウンセリングを2回受けたばかりですが、
    このサイトにもお世話になって少しずつ克服して行きたいと思います。
    これからもよろしくお願いします。
引用返信 削除キー/
■2160 / inTopicNo.5)  Re[2]: ギリギリの状態で・・・。
□投稿者/ きいまま [MAIL] -(2004/12/21(Tue) 21:27:23)
    No2158に返信(キーコさんの記事)
    > 2004/12/21(Tue) 11:05:57 編集(投稿者)
    > 2004/12/21(Tue) 11:02:05 編集(投稿者)
    >
    > ■No2151に返信(きいままさんの記事)
    キーコさん、早速のお返事ありがとうございました。
    本当におつらそうな体験を話してくださってありがとうございます。
    初めての育児だけでもとまどうものですが、自分の土台がしっかりしていないと何からしていいのか
    混乱しますね。
    周りの母親は大変ながらも充実していそうなのに、私は何かが違うといつも疑問に思い、
    なかなか親しい人にすら本当の気持ちは打ち明けられずにいました。
    このサイトでは、いろいろな困難を乗り越えようとされている方がいらっしゃるのですね。
    私の両親は外から見たらとてもイイ親に見えると思いますが、やはりキーコさんのように
    「無条件で愛している」と言い続けた、実母からの「目に見えない・暴力」、「躾という名の体罰」に
    似たものだったと思います。
    威圧感のある父、優しくただのおせっかいにみえた母も踏み込んでほしくない所にまで何かと入ってきている気がします。
    『ほんとうに無知、無自覚なので、取り付く島がありません。」全く同感です。

    > 「わたしが関わると、とても危ない人たち」それが、わたしの両親だったのだと思うようになりました。

    一番頼りにしたい人が危険な存在だなんて悲しいですね。
    その現実を受け入れるまでには、時間もかかりそうです。

    > 病気の悪化と、初めての育児の悩み、その他諸々の問題など、とても言葉で表せないほどの 過度のストレスで、追いつめられ、非常に悲しいことですが、どうしても持ち堪えられなくて、息子を虐待してしまいました。

    キーコさんは本当にギリギリの状態でどうにか一日一日を過ごしてこられたのですね。
    私自身も物に八つ当たりしたり子供が泣いても放っておいたり「うるさいっ」とどなってしまったり、
    後ですまなかったと思うのですが繰り返してしまいます。
    > 「無知」と「孤立」は避けるようにしていますが、場所と人を選ぶのは、とても大切だと思います。
    > わたしの場合、家族・親族が問題で、未だに、彼らは まったく「無知無関心」なので、外部に助けを求める方が、よほど安全です。
    > 援助を求めるときも、注意して選ぶ必要はあると思います。
    > 二次被害にあってしまったことがあるからです。

    貴重なアドバイスありがとうございます。
    無知無関心な人には距離を置いた方がよさそうですね。
    いろいろと時間をかけて前進したいですね。


引用返信 削除キー/



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