1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■1612 / inTopicNo.1)  お別れ会症候群
  
□投稿者/ かなりや -(2004/11/10(Wed) 00:53:24)
    こんばんは。
    わざわざレスを立てる程のものかどうか解りませんが、長い間、
    冷ややかに自覚していた事なので書かせていただく事にします。

    私は転校歴が二度あり、社会に出てからも転職や引越の回数がやたら多く、
    親しい友人との別れを何度も経験しています。
    とは言え、本当に続く友人とはどんなに遠く離れようと、
    今でもメール交換してるし、時々会う機会も作っています。
    でもここに、別れに慣れてしまった自分がいる。お別れ会の主役は私です。
    二度と会えないわけじゃないけど、
    「会えなくなるのは寂しい」
    そう言ってもらった時、一番幸せを感じるんです。
    その言葉が聞きたいが為に、転々と引越してるような気さえする・・・・。
    本当は寂しくてしょうがないんだけど、私は、
    別れの瞬間にしか自分の価値観を確かめられない。
    子供の頃「今度こそお父さん、転勤かもね」と、季節が変わる度に
    親にそう言い続けられて来たから、
    いつ転校しても良いように、無意識に相手と離れる用意をしていました。
    いつかはこの子とも離れちゃうんだ・・・
    何処かでそう感じながら友達づきあいをしてた。
    その癖が、大人になった今も治らない。

    恋愛もそう・・・・だから、1人の男性とは長く続かない。
    私の事をどう思っていたか・・本音は別れの時にしか聞けないから・・。
    寂しいですよね、こんな人生・・・
    私は友人は多いほうなのに、心はいつも「1人」です。

    長々とすみませんでした
引用返信 削除キー/
■1613 / inTopicNo.2)  Re[1]: お別れ会症候群
□投稿者/ 柊 -(2004/11/10(Wed) 08:44:18)
    > 二度と会えないわけじゃないけど、
    > 「会えなくなるのは寂しい」
    > そう言ってもらった時、一番幸せを感じるんです。
    この気持ちわかります…
    結婚を機に始めて生まれ育った土地から遠く離れた
    んですが、友達にお別れ会をしてもらいました。
    同じ言葉をもらって幸せを感じてたんですよね。
    で、帰省の度に友達に会うんですがめったに会えない
    から、友達が寂しがってくれるんです。
    「今度いつ帰ってくるの?」「また、会おうね」って。
    その言葉が聞きたいがために、帰省してるようなも
    のです…
    多分、見捨てられ不安が小さい頃から
    あったせいでしょうね。
    そうやって、言ってもらわないと安心できない
    んでしょう。私の場合…

引用返信 削除キー/
■1617 / inTopicNo.3)  Re[1]: お別れ会症候群
□投稿者/ ちびさば -(2004/11/10(Wed) 16:51:33)
    No1612に返信(かなりやさんの記事)
    わたしも見事にお別れ会症候群です。
    別れるときに「寂しい」とか言ってもらうために
    日々がんばってました。
    自分の価値を認めてもらうためだったんですね。
    なんとなく自分でもぼや〜んとは思ってましたが
    ほんとにそのとおりです。
    わたしはそこまでして自分の価値を確かめないといけなかったんですね、きっと。
    よっぽど自分に価値を感じてなかったのでしょう。
    ほんとに恥ずかしい話です。

    そして前の引越しの時。
    がんばってきたにもかかわらずあまり「寂しい」を言ってもらえなかったのです。。
    そこでなんかど〜っとでてきました。
    何やってるんだろうって。
    落ち込んで落ち込んでそうしてACに気づくようになっていったんですが。

    また引越しすることになりました。
    でも今回は前回とはまったくちがってなにも期待してないし、
    やってあげたことを返してもらいたいとも思ってないし(あまりなにもしてあげてないのだけど)
    付き合いが続くべき人とは無理しなくてもこれからも続いていくのだろうし
    もう別れを演出することもないな、、と
    これも少しは回復してきた結果かもしれません。
    少し回復、、、でもわたしにとっては大きな変化です。
    どれだけ肩の力が抜けたか。。

    人に認められなくてもいいんですよね。
    自分には価値があります。そう信じましょうよ。
    人がどう思おうがかまわない、、今はそう思ってます。



引用返信 削除キー/
■1621 / inTopicNo.4)  Re[1]: お別れ会症候群
□投稿者/ はにゃ〜ん -(2004/11/10(Wed) 17:29:18)
    2004/11/10(Wed) 17:31:34 編集(投稿者)

    おぉ、自分も転校歴あります。転校が3回に転職が8回くらい・・(職歴は公にできないです)

    AC含むいろいろな心理学の書籍は出版されてるんですけど、子供時代に転校する事によって
    幼い心にどのような影響あるのか、そういう書籍が無くて、自分も未だに手探りで自問自答してます。

    転校って、子供にとってみればものすごく神経を使う一大イベントですよね。イジメられる心配も尽きないし、
    次にまた転校しなきゃいけない恐怖心もあるし・・。離れる距離が遠ければ遠いほど、引越し先の文化や
    風習、方言まで違ってくる。
    新しい環境にどう適応すればいいのか、その見本を示してくれる相手がいないですから、自分でどうにか
    しなきゃいけない。

    自分もそういう経験を経たせいか、やっぱり人間関係は長く続きません。かなりやさんと同じ、
    相手と離れる用意をしていたと思うし、それってやっぱり、相手ともの凄く親しくなって、別れるときに
    凄く辛い想いをして、心が傷つくのが嫌だからだと思います。

    友達でも恋愛関係でも、人との付き合いで長く続ける方法が分からないから、どうしても自分から
    離れていってしまう。人間関係としての一線を超えたら、本当にどう対処していいのか分からないから
    いつも右往左往してます。

    かなりやさんが言うように、別れる瞬間に自分の価値を見出してしまうのは、自分も本当によく分かります。
    離れる事で自分の存在を認めてくれるんじゃないか、そんな気持ちがあると思います。

    かなりやさんとは今までの生い立ちが一緒とは言えないですから、転校に対する考え方も微妙に違って
    いると思いますが、自分が今やっていることは、原点に帰ることをしてます。
    とにかく、生まれてから転校するまでの間に居た土地に行って、当時の心の揺らぎを言葉にして整理
    することをしてます。

    一種の内観療法だと思いますが、本当に凄い心が揺さぶられます。転勤する前日と当日の状況を
    思い出すために、駅までの道を辿ったり、駅のホームにただずんでみたり・・。みんなが見送りして
    くれた時に、声に出せれなかった事を思い出してみたり・・。

    まだ自問自答の最中なので、結果的にどうなるか分からないですが、それなりに効果が出てきてる
    ようです。転校から引き起こされる問題も、ACの問題と同じで、過去を振り返って当時の心境を
    言葉にしないと解決しないんじゃないか、そう考えます。
引用返信 削除キー/
■1624 / inTopicNo.5)  ありがとうございます
□投稿者/ かなりや -(2004/11/11(Thu) 09:19:27)
    みなさん、レス有難うございます。
    失恋とか死別とか・・悲しみはいつか時が癒してくれるものなのでしょうが、
    この「寂しい」って気持ちは、何年たっても消えないものなんですよね・・。

    ■柊さん>
    ご結婚を機にはじめて、長年住みなれた土地を離れられたとの事ですが、
    私には中学以前の幼馴染みがいないので憧れます・・。
    でも「また会おうね」と言って貰えると、すごく嬉しかったりしますよね。
    TDLのリピーター感覚で、こちらも「また来るね」って楽しみに変えられるし。
    思い切って、良い方へ考えた方が良さそうですね(^_^;)

    ■ちびさばさん>
    そっか・・・あまり「寂しい」と言って貰えなかった場合は、確かに辛いですが、
    ただ、その人とは縁がなかったという事ですよね。
    無理せず自然体でつきあえる人とが一番長く続くから、気にしなくて良いですよ。
    とは言うものの、私も相手に見返りを求めるという意識はないし、
    「あたしの事は解ってくれなくても別に良いから」と、むしろ捨てバチ気味です。
    そのわりに「寂しい」と言って貰うと嬉しい。この矛盾。
    ・・・疲れた、もう・・・・・。
    人の評価なんぞクソ食らえ!と笑い飛ばせる余裕がないのは、やはりまだ、
    自分で自分の存在価値を認めていないからなんでしょうね・・・
    はあ、頑張らなきゃ(苦笑)

    ■はにゃ〜んさん>
    転校って、子供にとって一大イベントですよね!
    子供にとっては学校が世界の全てなのに、それを親の都合で、
    いきなり知らない町の、誰も知った顔のいないクラスに、たった1人放り込まれるんですから。
    そう考えると今の時代は、いじめが原因で転校する子供も増えているので、
    本当は私よりも、もっともっと辛い思いを強いられてるのでしょうね・・・。

    転校する前の土地に行って・・・・という内観療法は良いですよね。
    「3つ子の魂100まで」というように、自分を形成する元になった幼い頃住んでいた「原野」に戻ると
    何かの気付きや新たな発見があると思うんです。
    私も実はそう思い、現在住んでいる場所が初転校をする歳までいた町に割と近いので行ったんです・・・が!
    町の開発が進み、当時の面影がほとんどなく、その町でも3回引っ越してるのですが、3件とも家が取り壊されて新興住宅地に変わっていました。
    生まれ故郷は、既に何処にもなかった・・・ちょっと泣けました(泣)

    形あるものはいつかなくなるので、思い出は心の中にしか残らない・・・。
    心にあるものだけが頼りなのだと悟った時に、やはりACの根本的な問題点に辿り着きました。
    全ては自分の心がけ次第。
    解っちゃいても、なかなか自分を認められない・・・困ったもんですね(苦笑)
引用返信 削除キー/
■1626 / inTopicNo.6)  Re[2]: ありがとうございます
□投稿者/ はにゃ〜ん -(2004/11/11(Thu) 11:52:07)
    >町の開発が進み、当時の面影がほとんどなく、

    自分の住んでいた所もそんな感じです。田舎なんですけど、当時遊んでいた野原や荒れた道路は
    整備されて、昔の面影は無くなっていたし、よくお菓子を買いに行ったお店もコンビニに変わっていたり・・・。
    もちろん友達はみんな一人立ちして、その町には居ないし、高齢化が進んでいて、懐かしい家屋が
    どんどん空き地になってるんですよね。。

    でも、たまぁにその町に行くと、やっぱり空気の匂いが全然違う。本当にこれはビックリ。
    あとは、感覚的な話なんですけど時間が滑っていかない。地に足の着いた時間を過ごすことが
    できて、何かに追われてる圧迫感が全くと言っていいほど無いです。
    生まれ故郷が与える精神的な力は本当に大きいことに気づかされました。

    自分が生まれ故郷に行くのは、記憶の再構築の面が大きいです。転校してからの記憶はかなり
    ドロドロなので、そういう記憶を少しでも薄くするために、楽しい記憶がたくさん詰まってるその町に
    行って、薄らいだ楽しい記憶をもっとハッキリさせる事。そして、止まった時間を少しでも進めること。

    行く度に風景や人が変わっている寂しさはありますけど、ACを知ることによって人は記憶によって
    大きく左右される生き物だということを強く意識できたので、様変わりする町の記憶も大切にしてます。

    >心にあるものだけが頼りなのだと悟った時に、やはりACの根本的な問題点に辿り着きました。
    >全ては自分の心がけ次第。

    そうですね。自分も転校を強く意識するようになったのは、やっぱり根底にACとしての自分が
    いるからだと思います。
    全て解決するには時間が掛かると思うので、とりあえず一歩一歩といったところです。。

引用返信 削除キー/
■1634 / inTopicNo.7)  Re[2]: ありがとうございます
□投稿者/ モハメッド -(2004/11/11(Thu) 22:42:18)
    こんにちは。
     実は私もある事情で転校歴があるのですが、その通学路をたどってみたことがあります。
     私の場合、ふるさとにある種の恐怖があり、それを乗り越えたいと思っての行動です。
    2〜3回同じことをしたことがあります。
     3回目は苦しいと思える風景を写真に撮ったりしました。

     後にカウンセリングをつづけるなかで、その写真を見ました。
    そこには、どちらかというと自分が楽しかったと思える風景の方がおおかったですね。

    つまり、その頃は気持ちの整理もままならず、本質的な問題から目を逸らしていたということもわかりました。

     全体的に自分の問題が分かるのですが、どうしても整理できなかった時間は長かったですね。

     かなりやさん。お別れ会症候群から少し離れてしまってすみません。カウンセリングの途中と関わるところがあったものですから・・・。
引用返信 削除キー/
■1636 / inTopicNo.8)  再び ありがとうございます
□投稿者/ かなりや -(2004/11/12(Fri) 11:11:39)
    ●はにゃ〜んさん>

    空気ですか・・・
    生まれ故郷は車でないと到底行けないような田舎で、
    免許のない私は、まだ1人でゆっくり行った事がないんですが・・・・。
    そう言や、空気を感じるゆとりなんてなかったなぁ・・・。
    校舎は古ぼけたけど、学校自体はそんなに変わってないので、
    面影が完全になくなった訳でもないしね・・機会を見つけて再度行ってみたいです。

    ●モハメッドさん>

    こんにちは。
    辛い思い出を乗り越える為には、やはりいつかはその元凶と言えるものと
    真正面から向き合って克服するしかないですよね。
    それが「場所」であるなら、そこへ自ら足を運ぶ。
    モハメッドさんは、ちゃんと向き合って頑張ってらっしゃるんですね。
    もちろん気持ちの整理は簡単にはつかないと思います・・・。

    でも、あんなにイヤだった思い出も、いざその場所に戻ってみると、
    「なーんだ・・・・遠い昔の事だよなぁ・・」
    と笑えちゃったりする事がありますよね。
    そういうのを繰り返すうちに、だんだんと整理出来るようになるのだと思います。
    それが生まれ故郷だったら尚更なんじゃないかな・・・。
    お互い、焦らず前向きに行きましょうね。
引用返信 削除キー/



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