1.感じるままを感じてもいい。感情には正しいとか間違いということはない。感情はただあるだけである。誰も人がどう感じるべきかを教えることはできない。感情について話すことは、良いことであり必要なことだ。 2.欲しいものを欲しがってもいい。欲さなければならないことや、望んではならないことなどない。自分の活力に触れたならば、大きく成長したくなる。 3.見え、聞こえることを見聞きしていい。見聞きしたものはなんでも、自分が実際に見聞きしたとおりのものなのだ。 4.いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。 5.真実を語ることは重要なことである。歪められた考え(“すべてか無か”思考、破滅化、過度の一般化、読心術、etc.)をしりぞけて現実をあるがままに見ることは、人生の苦痛をやわらげる。 6.ときには限界を知って、満足を先のばしにすることは大切である。これもまた人生の苦痛をやわらげる。 7.バランスのとれた責任感を発達させることは重要である。それは自分の行動の結果を受けとめることと、他人の行為の結果を引き受けないことを意味する。 8.失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。 9.自分自身と同じように、他者の感情、要求、望みもまた、尊敬され尊重されるべきである。 10.問題があってもいい。それは解決される必要がある。葛藤があってもいい。それは解決を必要としている。
ジョン・ブラッドショー 『インナーチャイルド』(NHK出版)第10章をもとに作成
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■146 / inTopicNo.1)  小学校の授業参観で(フラバ注意)
  
□投稿者/ ラッコ -(2004/02/23(Mon) 16:14:14)
    2004/02/23(Mon) 16:19:42 編集(投稿者)
    2004/02/23(Mon) 16:19:35 編集(投稿者)

    今日、子供の授業参観に行ったのですが
    悲しい光景を目にしました。

    教室にママさん達が入りきらないので
    私は廊下に立って見ていました。
    隣のクラスでは、何かの発表のようでした。
    隣のクラスの扉があいて、女の子が走って出てきましたが
    廊下で嘔吐しました。
    洗面所まで間に合わず廊下の床に吐瀉物がいっぱいになりました。
    その女の子のおかあさんが追いかけてきて
    「なんでこんな日に吐くの。具合悪いんだったら
    吐く前にトイレに行っておけばいいのに。服が汚れたでしょ!
    洗濯物が増えるじゃないのさ!」と
    女の子を責め立てました。
    他のおかあさん達がかけ寄ってきて、トイレットペーパーや雑巾で
    床を拭く手伝いをしていました。
    そして、その様子に対して、女の子のおかあさんが「すいません」と言い
    「ほら、あんたも謝りなさい」と
    女の子にも頭を下げさせました。
    他のおかあさんが女の子を保健室に連れて行き、
    担任が廊下に出てきて「どうかしましたか?」と言いました。

    大人なら、胸からわき上がる唾液とかで嘔吐の前兆がわかりますが、
    子供は吐くことは予測できないと思います。
    しかも、廊下に走って出たのですから
    トイレに行こうという努力はしているんです。
    病気で嘔吐した子供を叱りつけるおかあさんが理解できません。
    他のおかあさん達が床を拭いてくれたことに対して
    具合の悪い子供に謝罪させるのも理解できないです。

    皆さん、子供が嘔吐して大変な時って
    まずは子供の介抱と、子供に「大丈夫?」と言ってあげる
    思いやりが優先だとは思いませんか?

    あの剣幕じゃ、きっと家に帰っても
    「よりによって授業参観のときに吐くなんて。
    あんたのせいで恥をかいたじゃないのさ」と子供を責め立ててるんじゃないかと心配です。

    病気で辛いときに、みんなの前で親からガミガミ責められるのは
    子供に酷です。
    ほんの一瞬の一言二言でも、子供には一生の心の傷になる可能性大です。
    クラスのママさん達が、女の子のおかあさんに
    「そんなにきついこと言わなくてもいいじゃない。具合が悪いときは
    しょうがないじゃない。」と諭し
    女の子に「ねっ、A子ちゃん、心配しないで。大丈夫、大丈夫。」と
    もう少しかばってあげられなかったのかな?と思いました。
    ジロジロ見てるおかあさん達もいて、その子はきっと
    いたたまれない気持ちだったと思います。
    なぜ、誰一人として女の子に優しい言葉をかけないのだろう?

    そういう私自身も、ただの傍観者になってしまいました。
    その女の子の気持ちを思うと、申し訳ない思いで
    いっぱいです。自分がもしも健常者のようにスタスタと走れたら
    女の子のそばにかけよってあげて、介抱してあげたのに。
    健常者のようにろれつが回って普通にしゃべれたら、その子のおかあさんに
    「言い過ぎですよ」と諭していたのに・・・自分の身障が情けない。

    もしかして、あの母親のきつい態度が
    女の子を病気にさせているような気もします。
    具合が悪くても「おかあさん、具合が悪いよ」と言いずらい雰囲気なのでは?
    子供に我慢を強要させ、子供は我慢に我慢を重ねて
    どうしようもないほど我慢を重ねて、体調が最悪になり
    こらえきれずに嘔吐してしまったんじゃないかと。

    私も小学校の頃、てんかんでよく吐きました。
    自分の昔を見ているようで泣けてきました。

引用返信 削除キー/
■147 / inTopicNo.2)  おかあさんのきもちも解る・・・
□投稿者/ hako2o -(2004/02/23(Mon) 22:06:02)
    No146に返信(ラッコさんの記事)
    お母さん自身もずっと責められてきたと解るから・・・
    胸が詰まされる思いがします。

    きっと私も同じ様な対応をしてしまっていたんだと思います。
    だから、息子が不登校になりました・・・
    カウンセリングを受けて6ヶ月。
    最初、カウンセリングの先生に「おかあさん、あなたと居ると疲れる」といわれました。
    それから、肩の力を抜く様に心掛けました。
    ある日、息子から責められました。その言葉で、心が壊れたと思いました。けれど、それは、心につけていた鎧兜が脱げたのでした。そこに怒りも一緒に脱げました。それと引き換えに父の否定的な言葉がとても怖くて震えが来て、同じ部屋に居ると駄目で、物音にもびくびくする私が出てきました。
    それは、物心つかない泣き虫だった幼い私でした。

    > 「なんでこんな日に吐くの。具合悪いんだったら
    > 吐く前にトイレに行っておけばいいのに。服が汚れたでしょ!
    > 洗濯物が増えるじゃないのさ!」と
    > 女の子を責め立てました。
    これは、お母さんの心の悲鳴に私には聞こえます・・・

    > 皆さん、子供が嘔吐して大変な時って
    > まずは子供の介抱と、子供に「大丈夫?」と言ってあげる
    > 思いやりが優先だとは思いませんか?
    本当にそうですよね・・・
    でも出来ないんです・・・心に鎧兜をつけて自分の心の痛みに気付かない。
    我慢しているから、子供にも強くなるように強要してしまう・・・

    > あの剣幕じゃ、きっと家に帰っても
    > 「よりによって授業参観のときに吐くなんて。
    > あんたのせいで恥をかいたじゃないのさ」と子供を責め立ててるんじゃないかと心配です。
    きっと、そうでしょうね。

    > クラスのママさん達が、女の子のおかあさんに
    > 「そんなにきついこと言わなくてもいいじゃない。具合が悪いときは
    > しょうがないじゃない。」と諭し
    > 女の子に「ねっ、A子ちゃん、心配しないで。大丈夫、大丈夫。」と
    > もう少しかばってあげられなかったのかな?と思いました。
    > ジロジロ見てるおかあさん達もいて、その子はきっと
    > いたたまれない気持ちだったと思います。
    > なぜ、誰一人として女の子に優しい言葉をかけないのだろう?
    おかあさんも同じでいたたまれなかったお母さんには、責められる言葉しか聞こえてこないのだから・・・そういった態度になってしまう・・・

    > 「言い過ぎですよ」と諭していたのに・・・自分の身障が情けない。
    せひ、今度もし声をかけられるとしたら、お母さんにも「大丈夫ですよ、だれも責めませんから」と声を掛けたら、きっとお母さんは、家でもお子さんを責める事は無いと思います・・・

    > もしかして、あの母親のきつい態度が
    > 女の子を病気にさせているような気もします。
    > 具合が悪くても「おかあさん、具合が悪いよ」と言いずらい雰囲気なのでは?
    > 子供に我慢を強要させ、子供は我慢に我慢を重ねて
    > どうしようもないほど我慢を重ねて、体調が最悪になり
    > こらえきれずに嘔吐してしまったんじゃないかと。
    きっとそうでしょう・・・息子も喘息になりました。不登校になって、喘息はなくなりました・・・

    > 私も小学校の頃、てんかんでよく吐きました。
    > 自分の昔を見ているようで泣けてきました。
    きっと、ラッコさんのお母さんも責められて行き場がなかったのでしょうね・・・
    ラッコさんも辛かったですね・・・行き場がなかったですね・・・

    最近思います。人の痛みの解らない人は、自分の心の痛みも解らない。
    心の痛みに鎧兜をつけているから・・・
    それが、私の父で、連鎖して私もそうでした・・・
    だから、だれも責める事が出来ません・・・一番の被害者は、一番年下の息子なのだから・・・本当に申し訳ないと今、心からそう思います。
引用返信 削除キー/
■151 / inTopicNo.3)  Re[2]:そっかあ…
□投稿者/ もで -(2004/02/28(Sat) 09:44:24)
    No147に返信(hako2oさんの記事)

    > せひ、今度もし声をかけられるとしたら、お母さんにも「大丈夫ですよ、だれも責めませんから」と声を掛けたら、きっとお母さんは、家でもお子さんを責める事は無いと思います・・・

    この言葉がすごく胸に響きました。
    私も母親になりましたが、視点は子供のままです。
    なので、叱られている子供を見ると、つい小さいころの自分とその子を重ねてしまいます。そして親を一方的に悪い人だと思い込んでしまいます。
    そうですよね…母親も辛いんですよね。
    hako2oさんは、自分の痛みに気づいて、本当の意味で「親」になれたんですね。
    正直、羨ましいです…
    私はまだ、自分の気持ちが掴めずに戸惑っています。

引用返信 削除キー/
■152 / inTopicNo.4)  子供を傷つけたから・・・
□投稿者/ hako2o -(2004/02/29(Sun) 10:21:29)
    No151に返信(もでさんの記事)
    > ■No147に返信(hako2oさんの記事)

    > この言葉がすごく胸に響きました。
    ありがとうございます。この投稿して、少し悔やみました・・・
    これは、子供を傷つけた私の都合のいい話で、
    子供を傷つけなかったラッコさんにしてみたら、ラッコさんを傷つける文ではなかったのかなぁと思っていました・・・

    > 私も母親になりましたが、視点は子供のままです。
    > なので、叱られている子供を見ると、つい小さいころの自分とその子を重ねてしまいます。そして親を一方的に悪い人だと思い込んでしまいます。
    たぶん、もでさんも子供を傷つけなかったからだと思います。

    > そうですよね…母親も辛いんですよね。
    そうですね、言い訳なのですが、母親の辛さを理解して支えてくれる人がいたらと思うと、ラッコさん、もでさんのお母さんもきっと違ういい道を選ばれた事と思います。
    幸いにして、私は、子供を傷つけてしまったけれど、カウンセリングを受けて、気付いた・・・傷つけた私を子供から許してもらう為にも、親も許さないと許してはくれないから・・・

    > 私はまだ、自分の気持ちが掴めずに戸惑っています。
    お子さんを傷つけないで乗り越えた分、割り切れない気持ちを思えば、軽はずみな投稿をしてしまったと思います。

    しかし、お母さんだけが悪くは無かったと伝えたいです。
引用返信 削除キー/



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