私が周りの人の目を気にするのはどうしてだろうと思った。考えていったらひとつの出来事にたどり着いた。確か、小4の夏休みだ。私は、なにをやっても上手く出来なかった。それでも良いと思っていた。夏休みのある日、学校から出た課題帳の算数をやっていた。するとお母さんが横から見てきた。そして答えがほとんど間違っていて怒られた。その時に、「人より出来るようになれと言っているんじゃないの。人並みに出来て欲しいの」と言われた。それから私は、人と同じように出来ないことを恥ずかしいと思うようになった。いけないと思うようになった。人の目が怖くなった。そして、親の理想の子供を演じるようになった。本音で話すのが怖い。ACかもしれないと言うことも怖い。だけど親を嫌いになれない。どうすればいいのだろう。
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