母と会わないようになって3ヶ月が経とうとしている。 この前無意識に浮かんだ考えにぞっとした。 母は私と何かを共有しようとはしないから、私を理解しようとはしないから、私が母と何かを共有しなくてはいけないのではないか、と。 それならば、母が何よりも熱心な、とある宗教に自分も入信したらいいのではないか、と。そうすれば母と同じグループに入れるのではないか、と。 …母の思うような子どもにならなくてはいけない、そうしなければ愛されない、そう思っていた自分に気づいたからACを受け入れたのに。母が家族と向かい合う機会を奪うその信仰を憎んでいるのに。 自分が無意識にそう考えてしまったこと。 そこまでして、母に理解して欲しいと思っていること。 …何てことだろう。
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