ここのところ私はいろんな夢を見る。 先日も「私が小学校のとき苛められた同級生2,3人を(実際、柔道経験者の)私が投げ飛ばし、最後は皆腕ひしぎ逆十字で終わらせた」夢を見た。 その夢の中の私の怒りは半端じゃく、まさしく「ブチ切れ」モードで、相手に弁解の余地すら与えず「投げも関節も一発で極める」感じだった。 その夢から覚めてから私は「あぁー自分は(無意識のところで)当時の苛めっ子に対してこれほど怒りが溜まっていたのか! 同窓会の時はそんな嫌悪感は(意識の上では)感じなかったのに。あのころの感情凍結の自分は、苛められても自分の感情が出てこないくらい心が乖離していた。そうした自分の感情を「嫌だー」とはっきりと出せないから、余計に苛めっ子は面白がって苛めるんだろうな。こうして感情全てを心の奥深くに閉じ込めてきたから自分のの怒りはちょっとした刺激にも反応するんだろうし、だから自分はAさんの怒りにも付き合うことができるんだろう。同じ様なものを持っているのが自分で分かるから。故に自分はAさんの怒りの挑発にも乗らずに彼女の感情をいなせるんだろう。これも自分で客観的に診れるようになったからだよな。それにしても夢の中くらいに柔道巧けりゃ良かったよなぁ。あれほど『すぱーん』と一本極められれば気持ちいいだろうな。柔道家としては最高のエクスタシーだ」てなことを考えていた。
「意識と無意識の乖離」 それをできるだけ縮めていけるよう、これからも「寂しい」自分と向き合うしかない。 それが自分のインナーチャイルドの感情なのだから。
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